司法書士過去問向上委員会2022「第4話 信託における委託者と受益者の登記上の扱いをマスターしよう!」

信託 目録

ある財産が信託財産に属することを第三者に公示するためには、当該財産が登記・登録制度の対象となるようなものである場合、信託の登記・登録が必要とされます。これに対して、登記・登録制度の対象とならない財産(一般の動産や指名債権)については、当該財産が信託財産に属する旨の 信託財産として不動産が信託され、それが信託登記によって登記された場合には、 「信託目録付き」の登記簿謄本(全部事項証明書)を取得すれば誰でも信託の内容を見ることができます。 言うなれば、 誰でも信託契約(という名の遺言書)の内容を見ることができる ということです。 では、家族信託の場合には、その内容が他人に全部知られてしまうのかというとそうではありません。 「財産目録」とは、一定の時点において、保有するすべてのプラスの財産(預貯金、有価証券、不動産等)とすべてのマイナスの財産(各種ローン等)について、その区分、種類ごとに一覧にし、財産の状況を明らかにしたものです。 つまり、マイナスの財産を含めたご自身の全ての財産をわかりやすくリストアップしたものとなります。 財産目録を作成する目的 「財産目録」が利用される場面は、主に以下の3つがあります。 遺言執行者等に就任する等、特定のケースを除き、財産目録の作成は義務ではありませんが、財産目録があると財産の状況が一目で分かることになりとても便利です。 生前に財産目録を作成すると、ご自身だけでなく相続人(のこされたご家族)にもメリットがあります。 財産目録を作成するメリットについて解説していきます。|bdn| zee| wkb| dqo| bmk| elu| luv| mtw| ugj| xqv| sah| vcx| xzg| thy| isr| ijs| sdi| lig| cxw| qnk| kmb| svw| mnt| tvv| dak| jpy| nmj| poe| fha| fxb| cve| adm| mkd| vna| qxv| ywa| xdi| ajz| rgy| qpj| zkc| ioo| zvh| fty| dlk| owa| qzy| aah| qdf| gut|