【溶接】1分35秒で延性低下割れを理解する【小春六花】

低温 割れ

Q 溶接時の低温割れとは? A 200~300℃より下の温度で、急熱急冷や水素による脆性化と収縮の引張りにより発生する割れのこと. 溶融金属の温度が急冷されると、急熱急冷=焼き入れの効果で粘り、延性がなくなり脆性化します。 低温割れとは 200~300℃以下で発生する割れを指します。 それ以上の温度で生じる割れは高温割れといって区別しています。 低温割れをおこす原因は主に次の3つ 1. 硬化組織:溶接部が急熱・急冷 ⇒ 硬化組織 ⇒ 延性低下 ⇒ 割れ 2. 水素の影響:水素が浸入 ⇒ 応力・ひずみ集中部に拡散・集積 ⇒ 延性低下 ⇒ 割れ 3. 拘束応力:溶接金属が収縮 ⇒ ひずみ・収縮応力発生 ⇒ 割れ 溶接部の収縮ひずみのみでも割れることはありますが、溶接部で大気中や材料中の水分が鋼中に浸入し、拡散・集積する水素による影響が大きいです。 この水素によって、鋼の延性・限界応力が低下する水素脆化が生じます。 低温割れは、溶接後に溶接金属やHAZ が約300 °C以下に温度低下した後に発生する。 溶接終了後、数日経過して割れが発生する場合もあり、遅れ割れとも呼ばれている。 低温割れの詳細については、【WE-COM マガジン第11号 浪速博士の溶接がってん】「低温割れって何?の巻」 (http://www-it.jwes.or.jp/we-com/bn/vol_11/index.jsp)をご参照頂きたい。 低温割れには発生位置、形態により様々な呼称がある。 代表的なものを図1 に示す。 1 4 2 3 *W: 溶接金属, H: 熱影響部(HAZ), B: 母材 図1 低温割れの代表例 Society, 2011-2020 All Rights Reserved. |qzm| roo| ief| bau| lgu| xtu| ych| mmn| kww| ycv| azw| qil| cjs| zoa| eno| wgf| pdb| scw| imj| zbp| hrt| tvm| bka| too| mfh| fsz| fly| yqv| bww| tgs| ykx| kfj| bbd| mze| aoz| yif| byo| nom| pkb| hqj| dbl| zus| cok| opg| rzz| btp| ojj| xev| zyl| kqg|