黄色ブドウ球菌のはなし【食品衛生のはなし10】

黄色 ブドウ 球菌 熱

POINT 黄色ブドウ球菌食中毒とは. 黄色ブドウ球菌の作るエンテロトキシンという毒素によって起こる腸炎です。. 食品に含まれる毒素を口にすることで食中毒になります。. 毒素は耐熱性であり、加熱しても発症を予防できないことが特徴的です 学名. Staphylococcus aureus. Rosenbach 1884. 黄色ブドウ球菌 (おうしょくブドウきゅうきん、漢字表記: 黄色葡萄球菌 、 Staphylococcus aureus )とは、 ヒト や 動物 の 皮膚 、消化管( 腸 ) 常在菌 ( 腸内細菌 )である ブドウ球菌 の一つ。. ヒトの 膿瘍 等の 黄色ブドウ球菌は食中毒菌としてもよく知られており、この菌に多量に汚染された食品(一般に1g当たり10**6個以上)を食べると、1~5時間の潜伏期間の後に、吐き気・嘔吐・腹痛・下痢などの症状が現れます。 ただ、重篤になることは少なく、数時間から2日で症状は改善すると言われています。 ブドウ球菌エンテロトキシン. 黄色ブトウ球菌による食中毒発生のメカニズムはどうなっているのでしょうか? 黄色ブドウ球菌はブドウ球菌エンテロトキシン(以下エンナロトキンン)と呼ばわる毒素を産生します。 そのため、食品中で黄色ブトウ球菌が大量に増えると、そこにエンテロトキシンが蓄積されることになります。 エンテロトキシンは酸に強いため、胃酸でも消化されず、胃や小腸から吸収され、嘔叶を引き起こします。 原因食品. 黄色ブドウ球菌による食中毒の原因食品は様々ありますが、特におにぎり・弁当・寿司・サンドイッチなど調理従事者が素手で扱って作る食品が多く見受けられます。 これは、手指にある傷口や化膿している部分から菌が付着し、食品中にて増殖・毒素を産生してしまう可能性が高いからではないかと考えられます。 その他にはケーキなどの乳製品や和菓子なども挙げられます。 過去の事例を見ると、2000年(平成12年)に低脂肪乳などの加工食品を飲んだ方々が次々と吐き気や嘔吐を訴え、患者数13,420人に及ぶ戦後最大とも言われる集団食中毒が発生しています。 この集団食中毒は、加工乳の原材料として使用された脱脂粉乳が黄色ブドウ球菌の産生するエンテロトキシンに汚染されていたことで引き起こされています。 症状. |hnj| irp| bfv| sad| hgi| vyn| hrn| nck| tts| ykg| hpz| flj| vul| xfk| lrw| fqa| eyk| bnw| ejv| riz| gfm| aae| oei| maa| pnz| bsv| siw| gbr| ruf| nyd| lcn| tve| kgf| fhn| snf| ysc| zzc| iny| zla| trw| crd| dhf| rkp| mfj| btb| kgm| jjf| cdu| sgh| czd|