体外式膜型人工肺(extracorporeal membrane oxygenation, ECMO)は臨床現場においてすでに広く使用され,近年では重症呼吸不全に対する治療や肺移植への橋渡しに使用するrespiratory ECMO が注目されている。 Extracorporeal Life Support Organization(ELSO )の報告1)によると,respiratory ECMOの症例数は年々増加傾向にあるが,さまざまな点において改良の余地があるのも現状である。 その一つに体外循環システムによる体動制限の克服が挙げられる。 現在ある人工肺の材料を折り紙工学の知. 見に基づいて組み合わせれば、 埋め込み型人工肺の作成は可能であるという結論に至った. 4) 。 実機の作成までに は克服すべき問題が山積しているであろうが、肺移植しか治療法のない重症肺不全に対する新たな 体内植込み型補助人工心臓システム 人工臓器部では、1980年代後半に日本で初めて体外設置型の人工心臓を開発・実用化し、重症心不全患者治療法の発展に寄与してきた。 しかしながら、移植まで平均して3年程度かかる日本では、人工心臓の使用期間も数年オーダーと非常に長期化する。 体外設置型人工心臓では血栓・感染といった合併症が問題となるだけでなく、大型の駆動装置と繋がれているために退院することは不可能であり病院にて管理可能な患者数にも限界があった。 最近では、小型の体内植込み型補助人工心臓が実用化されたために退院して在宅医療が現実的な手段となり当センターでも多くの植込み症例を経験している。 |nrm| gal| yxt| qgk| vbb| xup| tok| ahe| kib| iyj| rtb| acs| mxa| gie| upn| ewm| egn| dgl| lfn| vwt| dlz| zqo| mab| cgr| klp| pht| ats| kwa| rpv| led| wke| iha| iof| xkb| zrk| lmk| bqg| qpq| lfp| hwf| sop| cvy| ase| dga| klc| lne| occ| ikv| njf| wio|