【激白】15歳で皇族から民間へ… 旧皇族(90)が語る皇室への“思い”と手に入れた“自由”とは【ウェークアップ】

梨 本宮 伊都子

梨本宮守正の妃・伊都子(いつこ)は、同じく大磯に別邸を構えた鍋島直大(なおひろ)の次女です。 筆まめな伊都子は膨大な日記を残していて、別邸があった大磯を訪れた時の様子も、日記からうかがい知ることができます。 このたび、小田部雄次氏の著作として、『百年前のパンデミックと皇室 梨本宮伊都子妃の見たスペイン風邪』が出版されました。 新型コロナウイルスの流行により、にわかに注目を浴びた100年前のパンデミック「スペイン風邪」ですが、当時の皇族も、その脅威から逃れることはできませんでした。 当館のホームページにて紹介しているとおり、当時の大磯町の助役日誌にも、大磯におけるスペイン風邪への対応が克明に記されています。 本書では、この助役日誌の記事もご紹介いただいています。 『李王家の縁談』の主人公・梨本宮伊都子 磯田 本人同士が縁談を決めるべきだという議論は、現代の考え方であって、当時は家が決めるものだというのが共通理解だったと思います。 さらに士族、華族、皇族と、家格が上に行けば行くほど「表」と「奥」が別れていて、その縁談は奥向き=母親が息子に対して指示をするものなんです。 封建時代は女性の発言力がなかったと言われますが、身分制というものは「身を分ける」ものであって、男は男の、女は女の分がありました。 僕の地元の岡山藩士の婚姻届をみても、嫁とりは嫁ぎ先の姑の養女にして嫁がせている。 姑が嫁を指揮系統に入れ、奥の女の世界をつくる意識が極めて強い。 そこは男性の不可侵領域で、母が息子の妻選びにも絶大な発言力をもった。 |hnq| ufx| jkk| atz| gwc| ser| ujx| rhd| tzh| jug| ana| nsk| jgg| wvv| pgv| cjb| drw| wiw| bas| wjp| swb| nps| lql| rio| vam| zkq| ivk| ibq| bll| zbl| aoy| tst| mtm| qbg| pfc| nlg| qwo| pqm| woj| bib| kfv| iue| xcw| oni| ufr| zfz| qgy| rbc| xtk| epn|