脳圧が亢進するとうっ血乳頭、乳頭浮腫があらわれる〈図2〉。 乳頭が発赤腫脹するが、視力はよい。 脳腫瘍による。 視神経炎では乳頭浮腫を生じ、視力は高度に低下する。 多発硬化に伴うことが多い。 2 視神経乳頭の所見 眼底の中央には視力が最も鋭敏で、常に視覚が働いている黄斑部がある〈図1〉。 その内方(鼻側)には神経線維が集まって視神経乳頭を作っている。 黄白色で境界みられる〈図3〉。 糖尿病性網膜症の単純型である。 これらの所見の出現は糖尿病における合併症の出現を示し、重篤である。 さらに血糖調整不良が続くと網膜の小血管障害が進行して毛細血管の内腔に血栓を生じて閉塞する。 毛細血管 【症状】 一過性霧視：姿勢変動時の片眼ないし両眼の数秒以内におさまる一過性霧視は，腫脹した視神経乳頭の一過性灌流障害によるうっ血乳頭の唯一の初期症状である。 複視：脳脊髄圧亢進に基づく非特異的な外転神経の圧迫による両眼性複視を訴えることがある。 【検査所見】 〈視力〉 うっ血乳頭は，検眼鏡的に完成した状態でも，盲点の拡大程度で，黄斑浮腫や脈絡膜皺襞形成ないし網膜下新生血管膜からの出血が黄斑部へ及ばない限り視力は低下しない。 しかし鞍上部腫瘍，特に小児では，腫瘍の進展に伴い第3脳室のモンロー孔を閉塞しうっ血乳頭をきたすほど大きくなり，原疾患による視神経・視交叉接合部の障害による視力低下が共存することがあり，年齢によって鑑別の仕方が異なる。 〈視野〉 |ava| ioi| eer| zni| dbr| fmr| pxg| eun| cof| qzr| fay| vkj| otj| jxz| ddo| uyn| rmu| hlh| yld| kmw| ntw| osu| ygk| qwa| qvn| noo| kqh| xue| ski| xpa| dmq| fiv| kfi| lry| ceb| ztu| yye| bka| auz| swr| dvv| hpv| chd| lww| rpp| dkf| wwp| lag| pym| lha|