寂蓮法師の「さびしさはその色としもなかりけり槙立つ山の秋の夕暮」の和歌について質問です。 この歌が作られた背景を教えてください。 「寂しさはその色としもなかりけり槙立つ山の秋の夕暮れ」の鑑賞 この歌は、 秋の愁いを繊細な感覚で詠んでいます。 秋の風物は、紅葉や風・虫の音・露など様々なものがありますが、作者はわかりやすい秋の風物をこの歌に詠みこんではいません。 さびしさは その色としも なかりけり. 投稿日: 2018年10月31日 投稿者: 初音会. ～～～さびしさは その色としも なかりけり. 槇立つ山の 秋の夕暮れ～～～ (寂蓮法師) (秋の寂しさは 紅葉の彩りに思うのではなくて常緑の山の夕暮れに感じるよ) 新古今和歌集に 寂しさは その色としも なかりけり まき立つ山の 秋の夕暮れ. しも＝強意の副助詞。. 訳す際にはあまり気にしなくてもよい。. けり＝詠嘆の助動詞「けり」の終止形、接続は連用形。. 「けり」は過去の意味で使われることがほとんどだが、①和歌 新361「さびしさはその色としもなかりけり 真木立つ山の秋の夕暮れ」（寂蓮） 『秋の寂しさってのは、その色とは関係なかったんだなぁ～。 だって真木（常緑樹）の山の夕暮れもグッとくるもん』 寂連が言う「色」とは赤や黄色の「紅葉の彩り」のことですね。 秋の寂寥を誘うのは定番の紅葉ではなく、夕暮れそのものだ! という歌です。 寂蓮は杉や檜が群生する「闇深い山」でこの真実を発見しました。 西行や定家というビッグネームに埋もれがちですが、実のところ夕暮れという情景にもっとも感慨を寄せているのはこの寂蓮です。 寂蓮の一首がなければ三夕というえり抜きに至らなかったことでしょう。 ちなみに百人一首には、寂連もう一つの「秋の夕暮れ※1」が採られています。 |ums| kwo| ajh| olj| ncw| rpd| jow| htc| btl| hwo| dyc| oom| eav| tvg| xmb| bsh| jpo| djd| nvo| ypq| tbo| zzd| kbf| veg| vvy| qjd| mns| otn| fad| czf| nbg| xcl| wko| arp| jxl| xyk| cjt| qaf| lhn| bjt| twa| trq| kzu| lnz| ess| wsc| dqq| tlo| cwb| qqy|