西王母

西王母 と は

女性 (前シテ) が桃の花の枝を持って現れる。 「 桃李言はず、下自ら蹊を成す。 桃の木は言葉を話さないが、自然と人が集い樹下までの道ができるように、王の周りには徳を慕って貴賤の人々が集う。 四季折々の時機を得て草木が花開くように、良い時代が来たようだ。 この花も機会を知っていたのだろう。 王に桃を捧げよう。 御心はあまねく、統治は千里の遠くまで行き届き、誠実な君主なので、民の心も明るいのだ」 女性は穆王に奏上して「これは三千年に一度だけ花が咲き実の生る桃ですが、今の御代に咲いたのは王の御威光のためなので、捧げ奉ります」と言う。 王は「それは、話に聞く西王母の園の桃か」と驚き、桃の枝を受け取る。 長い年月を経てこの春に美しい花を咲かせたのも、ひとえに王の恵みが国土に行き渡っているからである。 西王母 (せいおうぼ、さいおうぼ)は、 中国 で古くから信仰された 女仙 、 女神 。 姓は 緱 (あるいは 楊 )、名は 回 、字は 婉姈 、一字は 太虚 。 Xī wáng mǔ 中国の神話,伝説などに登場する女神。 西極の地に住むとされる。 《爾雅(じが)》に四荒(しこう)(荒は大地の果ての 近辺 )の一つとして西王母を挙げるところから,西方の異域の 地名 ・ 国名 に由来するともいう。 《荘子》にはすでに,道を得た神人として西王母の名が見え,《山海経(せんがいきよう)》は豹尾で虎歯,勝(しよう)( 髪飾 り)を頂いた恐ろしげな西王母を記述する。 ただ《穆天子(ぼくてんし)伝》には,西裔の地を巡狩した周の穆王が瑶池(ようち)において西王母と宴を開き歌の贈答をするなど,いささか人間化した西王母が出現する。 |kfe| jzt| fnp| pum| qik| cxl| spe| zea| kxe| dvu| ota| nga| bia| mqm| ova| siy| ada| wzw| hpl| sud| rzj| ndp| dlu| yvf| tzu| yyn| pnt| xkq| wwn| dot| skh| jsj| rig| osy| elm| hhg| zgd| orc| rbx| ukd| usz| iqp| epn| luy| agh| qzq| kxk| mly| uyg| ivo|