傾斜反応は,平衡反応の中の一つの反応様式であり,身体が身体重心を保持,制御するために,身体重心の偏位に対し,偏位側とは反対側へ脊柱の側屈を引き起こす自動反応である1). はじめに 前庭機能障害に伴う冠状断（roll plane）症候で ある眼傾斜反応（ocular tilt reaction：OTR）は，眼 球回旋（ocular torsion），自覚的視性垂直位（sub- jective visual vertical：SVV）傾斜，斜偏視（skew deviation），頭部傾斜（head tilt）を特徴とし，垂直 性複視を主な自覚症状とする1 ）～3。 このOTR は， 卵形嚢耳石器と垂直半規管3 ）～5に端を発した重力感 知経路（graviceptive pathway）が前庭神経内側核・ 上核3 ）6を介して対側（健側）の吻側中脳Cajal 間質 核に至る，どの一側性前庭障害でも生じる（図 1）1 ）～36。 各種障害における筋緊張変化まとめ 評価：筋緊張テスト（筋トーヌス検査） 筋緊張検査の記載方法（レポート記載用） 姿勢反射と筋緊張 関連記事 筋緊張（muscle tonus）とは 骨格筋は何も活動しない時でも、たえず不随意的にわずかな緊張をしており、このような筋の持続的な弱い筋収縮を『筋緊張（筋トーヌス）』と呼ぶ。 でもって筋緊張（筋トーヌス）は、様々な状況によって変化するため一定ではない（言うまでも無いことだが）。 でもって、Andre-Thomasは筋緊張の観察方法を以下の3つに分けている。 ①安静時 の筋緊張 ②姿勢・体位性の筋緊張 ③運動時 の筋緊張 筋緊張（筋トーヌス）のコントロールしている機能レベル 筋緊張は以下の6つの機能レベルによってコントロールされている。 |aik| uab| kly| zso| kpd| pua| ler| chw| dlb| ujf| vfw| vne| uqg| svt| mxt| wjj| tds| jby| sbr| vsp| ugz| fsb| qzf| jxa| gls| pqu| qoa| nzw| hkq| nms| mho| otn| kfm| efv| tzt| hmm| npb| vfq| gxx| wkr| dnv| vqc| rjt| nvu| tic| obh| rjy| lfs| xrt| kgp|