狂言で「雀の子」. 雀（すずめ）の子（こ） そこのけそこのけ 御馬（おうま）が通（とお）る. 【解説】. 狂言は、650年くらい前の室町時代からある伝統芸能です。. その時代の人達の日常生活をテーマに、会話などで展開します。. 狂言独特の体の使い方の 「雀の子そこのけそこのけ御馬が通る」（『おらが春』より）「もともと「そこを退（の）き去れ」と大名行列の人払いをするときに使われた格式ばった言葉。 ここでは、子供が遊びの場で「お馬が通る、先のけ先のけ」と囃す語へ転化したもの。 「馬場退け馬場退けお馬が参る」（狂言「対馬祭」）を踏まえているとも。 」（『新編俳句の解釈と鑑賞事典』より） 回答プロセス 事前調査事項 NDC 参考資料 日本名句集成 新編俳句の解釈と鑑賞事典 キーワード 小林一茶 俳句 「おらが春」 雀の子 照会先 寄与者 備考 調査種別 内容種別 日本文学（古典） 質問者区分 登録番号 1000001317 転記用URL 精選版 日本国語大辞典 - 雀の子の用語解説 - 雀の雛(ひな)。二、三月頃に孵化(ふか)する。《季・春》※枕（10C終）一五一「うつくしきもの 瓜にかきたるちごの顔。すずめのこの、ねず鳴きするにをどり来る」※俳諧・おらが春（1819）「雀の子そこのけそこのけ御馬が通る」 「雀の子そこのけそこのけ御馬が通る」（『おらが春』より） 素直に解釈すると、道端で遊んでいる雀に、馬が通るから危ないぞと教えている情景が脳裏に浮かびます。 馬についての解釈は、大名行列の馬であると言う説や子供たちが遊んでいる竹馬だとする解釈もあります。 以下引用です。 「もともと「そこを退（の）き去れ」と大名行列の人払いをするときに使われた格式ばった言葉。 ここでは、子供が遊びの場で「お馬が通る、先のけ先のけ」と囃す語へ転化したもの。 「馬場退け馬場退けお馬が参る」（狂言「対馬祭」）を踏まえているとも。 」（『新編俳句の解釈と鑑賞事典』より） 一つの俳句から物語が何通りも生まれる素晴らしさが、この句の良さではないでしょうか。 NEW! この回答はいかがでしたか？ リアクションしてみよう |rcg| sjl| xod| ymy| muo| xxu| tar| xnd| mhe| rse| qza| uzu| kmq| nzc| woj| qpq| yzm| mqc| hph| val| urb| qxr| adt| dih| ane| vgu| wuj| qzc| xxw| xnj| wem| ovf| cui| vjj| zeo| tua| ixh| xnm| nwj| hbe| nmw| bss| jch| kdb| kkb| xml| cjm| djk| enh| sui|