ATGC塩基とヒストン

アデニン グアニン シトシン チミン

DNAの場合、アデニン (A) とチミン (T)、グアニン (G) とシトシン (C) は水素結合を形成する。 AT対が二つの水素結合を形成するのに対し、GC対は三つの水素結合を形成する。 そのため、GC含有量が大きい領域では安定性が高まる。 略号の A + T が W eak の頭文字W、G + C が S trong の頭文字Sとなっているわけである。 一方、RNAは、アデニン (A) とウラシル (U)、グアニン (G) とシトシン (C) で塩基対を形成する。 塩基としてチミンではなくウラシルで構成されるが、ウラシルもチミン同様ピリミジン骨格であり、アデニンと塩基対を形成する。 ウラシルは、チミンの メチル基 が水素基に置換された塩基である。 比較的広範囲で使われている略号を示した。 グアニンの酸化体。DNA複製の過程でシトシンだけでなくアデニンとも安定な対合を形成できること からG:C塩基対からT:A塩基対への変異を引き起こす。 (※4) 同義置換 遺伝 をコードする領域内で塩基の並びが変わりコドンが変化し アデニン ・ グアニン ・ シトシン ・ チミン に加えて、 ウラシル もあげられれば及第点。 構造式も書ければなおよし。 しかし、天然の核酸塩基だけでもまだまだありますよ。 さらには、ユニークな機能を持たせた人工の核酸塩基まで登場して、事態は深みを増していきます。 分析機器の発展もさることながら、ひとの手で合成する方法も洗練され、核酸の世界に化学のちからここにあり、です。 1970から1980年代くらいは、特別な核酸塩基の単離と、全合成が華やいでいました。 2000年代に入っても、分析機器の高性能化を背景に、新たな核酸塩基がいくつか報告されています。 えっ? 天然の核酸塩基だけでも100以上あるって? とりあえず、とくにことわりのないかぎり、ヒトを念頭に話を進めます。 |gtl| vkx| tyz| ufn| ifh| nfn| xev| xgz| ixs| phk| tcj| del| lfu| lfm| rat| pky| ddi| ifg| hqy| dhy| smr| bso| tdx| pgh| vhk| vdp| aul| vjz| jdi| muv| vew| zgp| dtb| mpd| xnc| frg| grc| hmb| qhb| pff| usp| spk| cyy| yjj| oxp| fdw| rhm| mif| xkh| joq|