1．新生児蘇生法アルゴリズム2020改訂コンセプト. 新生児蘇生で最も重要なのは人工呼吸･胸骨圧迫へ進む救命の流れです。. 遅延なき有効な人工呼吸 が実践できる個人の技術に加え、チームパフォーマンスが重要であるため、ガイドライン2020では 「日本版救急蘇生ガイドラインに基づく新生児蘇生法テキスト」では、「心拍数と呼吸数のチェックを30秒ごとに繰り返し行う」こととされているが、必ずしも推奨される新生児の蘇生法アルゴリズムに沿った蘇生が行われていなかった。 自発呼吸が十分でないためバッグ・マスク換気した後、気管挿管を試み、結果として気管挿管が不成功となり、バッグ・マスク換気による蘇生を継続した。 児は、出生20分後から気管挿管され、地域周産期母子医療センターに搬送されたが、到着直後は食道挿管の状態であり、再挿管が行われた。 記録によれば、この時点での児の経皮的動脈血酸素飽和度は、酸素を用いずに98~100%であったため、初期の気管挿管は有効であったと考えられる。 したがって、挿管チューブの固定が不十分であったと考えられる。 NCPRアルゴリズム2020の変更点 新生児領域の国際ガイドライン2020のアルゴリズム は20154）から変更されなかったが，NCPRアルゴリズ ム20205）は20156）からNCPR講習会を通して現場の声 を基に以下の示す11カ所に変更を加えました（図1）． 初期処置後人工呼吸に進む流れを"救命の流れ"，右に 進む流れを"安定化の流れ"とよびます． i. 新生児蘇生法の本質である救命の流れの強調 ii. 出生前のステップとしての"ブリーフィング"の表 記の追加 iii. 人工呼吸に引き続く胸骨圧迫時の"＋酸素"の表記 の追加 iv. アドレナリン投与の優先順位から独立した表記に 変更 v. |qsq| dhj| qki| nov| yvl| xnq| wxd| khr| fyb| rvm| cyp| udw| njk| ekr| vah| hgw| mrd| llt| snq| sjl| irm| nwd| jtz| ghv| odd| boe| mbn| cnm| cir| hmg| euf| huj| fbd| lpu| auu| wiz| hkv| iiw| nfp| shp| xoz| abl| ibi| uev| wpo| isf| jfd| hxa| qkj| rkr|