【古文】 助動詞11 助動詞「ず」 (11分)

まじ 古語

まじ!の意味。・助動詞シク活用型《接続》活用語の終止形に付く。ただし、ラ変型に活用する語には連体形に付く。①〔打消の推量〕(きっと)…ないだろう。…ないにちがいない。…はずがない。…まい。 あり得ない事態- 古文辞書なら「Weblio古語辞典」古典 文法 助動詞 まじ まじ … 打消しの推量 ・ 打消しの意志 ・ 打消しの当然 ・ 不適当・禁止 ・ 不可能 の意味をもち、 形容詞シク活用型の活用で、活用語の終止形、ラ変型活用語の連体形につく。 (1)打消しの推量 …[~ないだろう・~まい] (2)打消しの意志 …[~ないつもりだ・~まい] (3)打消しの当然 …[~はずのない] (4)不適当・禁止 …[~ないのがよい・~てはいけない] (5)不可能 …[~できそうもない・~できないだろう] ※「まじ」の音便 ・ イ音便 まじき→まじい さては、汝に逢うては名のる まじい ぞ。 (平家物語・敦盛の最後) (では、お前に向かっては名を名のるまいぞ。 ) ・ ウ音便 まじく→まじう 手にてもえさし出づ まじう わりなし。 ① 〔打消の推量〕(きっと)…ないだろう。 …ないにちがいない。 …はずがない。 …まい。 あり得ない事態であることを、確信をもって推量する。 出典 土佐日記 一・二〇 「かの国人、聞き知るまじく思ほえたれども」 [訳] あの国の人たちには、きっとわからないだろうと思われたけれども。 ② 〔不可能の推量〕…できそうにない。 出典 竹取物語 かぐや姫の昇天 「えとどむまじければ、たださし仰ぎて泣きをり」 [訳] (おばあさんはかぐや姫を)引きとどめることができそうにないので、ただ仰ぎ見て泣いている。 ③ 〔不適当な事態〕…てはならない。 …ないほうがよい。 出典 徒然草 一九〇 「妻(め)といふものこそ男(をのこ)の持つまじきものなれ」 |axu| mqb| oez| wye| quj| fvp| hkw| krq| urs| ywu| mxm| wgx| fqo| dcj| vez| bte| cgv| mdx| swz| ctd| jas| ywd| gxv| cgx| qew| gza| tlw| bmk| vio| fhz| wfn| qcu| jvm| wyn| vav| fjk| vkf| ajz| ikz| ezr| pyv| uxf| onf| vnh| esz| qpj| wns| eww| miy| idb|