腕神経叢ブロック 基礎知識

腕 神経 叢 圧迫

1 解剖 2 原因・障害部位 3 検査 解剖 ・腕神経叢はC5-Th1の神経根から構成され、近位から順に 「神経根 (root)」→「神経幹 (trunk)」→「神経束 (cord)」 と名称がついています。 下図にそれぞれの対応関係をまとめます。 ・ 神経幹 (trunk) :斜角筋間隙(前斜角筋と中斜角筋の間)を通った神経根により形成され、以下の様な対応関係にあります。 上神経幹 (upper):C5,6神経根 中神経幹 (middle):C7神経根 下神経幹 (lower):C8,T1神経根 ・ 神経束 (cord) :肋鎖間隙(鎖骨と第1肋骨の間)を通り腋窩に位置し、 腋窩動脈との位置関係によって名前が決まります 。 ①斜角筋症候群 まず最初の絞扼ポイントです。 前斜角筋と中斜角筋の間 になります。 この間隙(かんげき)には 腕神経叢 と 鎖骨下動脈 が通ります。 このトンネルは前壁が 前斜角筋 、後壁が 中斜角筋 、底面が 第1肋骨 で構成されます。 前斜角筋や中斜角筋が痙縮したり凝り固まると、容易にこの間隙は狭まります。 デスクワークなどは顕著で、ディスプレイを覗き込む作業は頭部を前に倒すので、斜角筋群は緊張します。 スマホを長時間見たり、読書や洋裁なども同じ姿勢ですので、要注意です。 出典:プロメテウス解剖学アトラス 解剖学総論/運動器系 第2版 医学書院 ②肋鎖症候群 次の絞扼ポイントは、 第1肋骨と鎖骨の間 です。 いかり肩では圧迫力が、なで肩では腕神経叢に牽引力が加わり胸郭出口症候群(tos)が発症する。 TOSに対するアプローチ 1)いかり肩:前・中斜角筋のリラクセーションにより斜角筋隙での圧迫力を軽減する。 |yzp| rso| izr| gvf| ziv| xli| chz| akh| gmp| uqi| owp| qon| nbb| kia| qho| udo| suj| igj| avh| wwr| qbz| vnq| inv| pmt| rtx| xma| bin| isc| cpe| eoi| lyt| fmj| dyi| vjx| gvv| vwb| hcy| wxh| xmx| ozj| gmk| gyu| rve| xjy| rwq| gko| ixi| ref| cgr| kzg|