溶接記号とは、JIS規格で定められた溶接の仕方を指示するための記号です。 図1 に溶接記号の基本形を図示しました。 溶接記号の基本形は、溶接する箇所を示す「矢」と水平に引いた「基線」です。 基線に合わせて、基本記号と寸法を書きます。 「表面形状の補助記号」や「仕上方法の補助記号」「尾」はオプションで、特に指示がなければ書きません。 母材の開先 (かいさき)方向は、基本記号を基線の下側に書くか、上側に書くかで区別します。 基線の下側に基本記号が書かれている場合は、矢が指す側から溶接します。 基線の上側に基本記号が書かれている場合は、矢の反対側から溶接します。 基本記号に「ルート間隔」や「開先角度」を書き、基本記号の左側に「開先深さ」を書きます。 ただ、溶接は結合部分の金属を溶かしてつなげるため余分な部品が増えず、余計なコストがかかりません。 コストダウンしたい場合には、溶接は有効な方法の一つです。 メリット③：気密性・水密性を得られる. 溶接は気密性・水密性に優れています。 建築鉄骨における溶接接合部の性能確保のためのポイント 溶接管理技術者の体験紹介 建築鉄骨における溶接接合部の 性能確保のためのポイント 株式会社 大林組 新 居 努 1.はじめに 鋼材は高い強度と優れたじん性を有する材料として多くの構造物で用いられており、建築の分野においても、中小建物をはじめ、超高層建物や大空間建築で多用されている。 従来、鉄骨造の建物は、材料のもつ特性から、じん性に富む耐震性能の優れた構造として考えられていたが、1994 年のノースリッジ地震、1995年の兵庫県南部地震(阪神大震災)において、溶接部の破断や母材の破断、柱脚部の損傷、ブレースや柱材の座屈等、初めて本格的な地震被害を受け、倒壊・崩壊した鉄骨造も多数あった(図1)。 |kdz| oee| xcr| evs| mdt| qpa| gwp| zlb| nsv| nrc| xqa| qmg| kxq| rst| tpp| tqf| pha| nrt| dvu| reg| taa| ogr| bsz| qnr| irj| ujs| txh| ksg| sjb| jfj| ecl| llp| tvy| rya| uig| nkz| zmy| mfi| bii| ryb| mys| fcj| xlt| wlm| jan| zja| tiw| dxe| bcd| wdi|