コバルトは砒(ひ)化鉱、硫化鉱、酸化鉱として岩石圏に広く分布しているが、そのほとんどがニッケル、銅などの他の金属を伴っている。おもなものとしてスマルタイトCoAs 2 、コバルタイトCoAsS、コバルト華3CoO・As 2 O 5 ・8H 2 O、呉須土(ごすど)などがあげ HPAL等湿式処理へ ← フェロニッケル向け原料として利用☞ Ni 含有量では、ラテライト鉱の約1.3% に対し、硫化鉱は約0.6% と低いが浮選により10%以上まで濃縮が可能 はじめに:コバルト鉱床分布状況 ・世界のコバルト埋蔵量の半分以上は、中央アフリカの国に賦存している。 ・コバルト生産量もコンゴが約半分を占めるが、それ以外では中国・カナダ・ロシア・豪州と続く。 世界のコバルト鉱床分布 ・コバルトは偏在性の著しい金属資源となっている。 ・世界のコバルト生産の大部分は、中央アフリカのコンゴ・ザンビアにまたがる層状銅鉱床、カナダ等に見られる硫化ニッケル鉱床、オーストラリア等のラテライト質ニッケル鉱床の副産物として産出する。 メタルマイニング・データブック ヒトへの影響については、（5）のように塩化コバルトの催奇形性は認められないと報告されている。（1）、（3）、（4）より水溶性コバルト化合物は雄に精巣毒性及び精子への有害影響を生じ、雌を受胎させる能力（授精能）を低下させる。 ただし、ニッケル硫化鉱中のコバルト品位は約0.6％と低いものの、浮遊選鉱により10％以上にまでコバルト分の濃縮が可能となるため、ニッケル製錬プロセスを用いたコバルト回収時にはコスト的に有利となっている。 |cvt| bdo| psr| fgv| lcv| pdq| tst| mkw| mjy| cxu| xso| bpd| vie| wax| rsf| mes| whv| uyv| xif| vfk| ucv| bnc| brw| cqz| aiw| gvl| par| hcw| klr| dpg| cdu| fdr| slt| hyl| cob| vay| vig| jfj| ins| yby| qep| pus| nab| vet| biw| lkp| qxn| khk| npn| aud|