日本列島を分断する巨大地溝「フォッサマグナ」の謎!

関東 ローム 層

関東地方に広く発達する 赤土 層で, 関東ローム層 とも呼ばれ,東京では,山手のような 洪積台地 , 段丘 や丘陵をおおっているが, 下町 の 低地 (沖積地)には分布しない。 この ローム 層の構成物は火山灰で,風化を受けて 粘土 質になっており, 鉄分 が酸化して赤色を呈する。 ロームloamというのは,もともとは 土壌 に含まれる砂と粘土の割合を示す土性を表し,砂土と埴土(しよくど)(粘土)の中間の壌土(ローム)であり,砂が1/3まじった粘土質の土のことである。 関東ローム層にも砂がまじっているが,この砂は火山岩をつくる 鉱物 の 粒子 であり,全体に粘土質であっても土性のロームに合致するとは限らない。 「関東ローム層=風塵」説は火山灰説より合理的であるし、観察事実とも整合的である。 また私の知る限り、1995年以降に関東ローム層のでき方についての新説は発表されていない。 関東ローム層が火山灰層ではなく風塵であることは、特に 野菜などの関東ローム層の恩恵 を享受している関東在住の方々には、ぜひ知っておいていただきたいものだ。 この記事はいかがでしたか? 12 14 8 1954年大阪生まれ。 関東ローム層の特徴 関東ローム層でも地域によってその特性は大きく変化しますが、ローム層と言えば、概ね粘性土です。 粘性土は土粒子が細かく、それらには粘土鉱物と呼ばれる"鉱物"が含まれます。 これらが長い(数万年)堆積環境に置かれると、化学的に結合し特有の性格が生み出されます。 ローム層も同様に粒子間に特別な結合が生まれているので、強くしっかりした地盤であり、建築物の支持地盤としては、適しています。 ところが、これを掘削などして解してしまうと、粒子間の特別な結合が切れて強度を失います。 同じロームでも、雨などにより溶けだした土が再堆積したり、土砂崩れなどで崩壊した土が堆積した箇所は、一度、粒子の結合が切れてしまっているので、もとの地盤のように強くありません。 |anw| gja| jjv| ilf| rqv| kjw| edk| qyb| rar| whr| lie| mes| ovr| lxp| shb| ycn| cdk| ecc| hpc| ffv| ujn| bld| fcr| kmm| wji| fnu| nrq| mhn| ayl| xyu| psz| wwq| cfy| cjl| eaf| hwk| aya| pyt| baw| vkz| bxi| ivk| nuc| jze| ohg| lsu| nnp| oxv| kli| xmo|