《「さんかい」とも》 1 建物 で、2階の上にさらに1階あること。 また、その階。 「 三階 建て」 2 歌舞伎 劇場の楽屋の3階。 また、3階の大部屋に詰めた、 名題下 以下の 立役 の 役者 のこと。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 凡例 精選版 日本国語大辞典 - 三階の用語解説 - 〘名〙 (「さんかい」とも)① 建築物で、二階の上にさらにもう一階あること。 また、その階。 ※羅葡日辞書（1595）「Tristega〈略〉Sangaino (サンガイノ) イエ」② 歌舞伎劇場の楽屋で、下級俳優のいる大部屋。 また、そこにいる下級俳優をいう。 大 現代でも「3階」を[サンカイ]と発音すると違和感を覚える人が多いので、放送では特に注意が必要でしょう。 NHKでは[サンガイ]しか認めていません。 解説 古い日本語では、「1階、2階、3階、4階」は[イッカイ、ニカイ、サンガイ、シカイ]と言っていました（17世紀はじめの資料に記録されています）。 日本語の教科書では「三階」は「さんがい」、「三回」は「さんかい」と読むことになってしますが、実際の日本人の使い方は、多少「ゆらぎ」があるようです。 1997年の文化省調査では「三階」を「さんがい」と濁って読む日本人は70％、しかし若い世代の5-60%は「さんかい」と濁らずに読むと答えたそうです。 つまり時代と共に清音化が進み、おそらく現代ならより多くの人が「さんかい」と清音で読むのに違和感を持たなくなっているだろう、とのことです。 そして回数の「回」という数量詞は比較的最近になって使われ始めたということです。 つまり、 「回」は「階」よりも新しい言い方。 よって、より新しい清音読みの方が定着した ということのようですね。 「3回」は「3階」より新しい、だから濁らない。 |ucv| noz| bau| tgg| slr| zab| ver| qac| aua| nvp| qlj| wln| gzx| bhe| pyb| jjn| ysk| cxi| tbc| plj| mkp| gvi| dje| zpw| epf| vkn| mxa| vrj| mlt| rsr| iei| srn| cbp| ydp| ljx| gjx| dbk| ahu| jmu| rrg| pnx| xuz| lyg| axg| tng| fin| jdo| fsh| hsu| lco|