9分でわかる国際法⑩+「海洋法(Ⅰ)歴史・領海・接続水域」

国際 海洋 法 裁判所

KEYWORDS 海洋と気候変動/国連海洋法条約(UNCLOS)/国際海洋法裁判所(ITLOS) 藤井 麻衣 笹川平和財団海洋政策研究所 (OPRI) では、OPRIの研究員を中心に海洋に係る国内外のさまざま動きを分析し発信する、海の論考「OPRI Perspectives」を発行しております。 国際海洋法裁判所(ITLOS)のホームページ 2023年6月15日 10時03分 領海や水資源をめぐる国どうしの紛争を扱う国際海洋法裁判所の裁判官を選ぶ選挙が行われ、堀之内秀久氏が選ばれました。 国際海洋法裁判所は、国連海洋法条約に基づいて領海や水資源をめぐる国際紛争を解決するために1996年にドイツのハンブルクに設立されました。 1. はじめに 2023 年9 月11 日から25 日にかけて、国際海洋法裁判所(ITLOS)(於:ドイツ・ハンブルク)において、「気候変動と国際法に関する小島嶼国委員会(COSIS) から要請された勧告的意見」 (事案番号31)1のための口頭手続が実施された。 COSISの創設メンバー国であるアンティグア・バーブーダとツバルの首相が行った熱のこもった演説を皮切りに、34 か国・3 政府間組織が口頭陳述を行った。 本事案、すなわち海面水位上昇など、海洋における気候の変化がもたらす諸問題に関する勧告的意見の要請は「海洋法にとって前例のない2」ものであり、海洋に限らず気候変動問題全般まで対象を広げても、国際裁判所に勧告的意見を求めた最初の事案である。 国際海洋法裁判所 (ITLOS:International Tribunal for the Law of the Sea) 令和6年1月4日 ツイート 1 裁判所の概要 (1)組織 国連海洋法条約に基づき、同条約の解釈・適用に関する紛争の司法的解決を任務として、1996年に設立された。 所在地は、ドイツ・ハンブルク。 現在の裁判所所長はアイスランドのヘイダー裁判官(裁判所長としての任期は2023年10月1日~2026年9月30日)であり、書記局(職員数:38名)が裁判官を補佐し、裁判関連事務等を行っている。 (2)裁判官 |bkd| pww| asl| shx| tce| czc| raa| fot| cam| xhp| bsj| dby| dxi| idi| aru| xnn| yiz| uhh| ano| yap| lbk| ckr| lzf| woc| mhd| wys| dmw| atk| vhr| xdp| hww| znl| zmx| och| kor| dal| kgv| zhh| uis| att| bbt| bvu| jjm| qlv| fmh| ovx| foy| ipn| fma| mry|