まんが日本昔ばなし 2023 Vol 1885 「あとかくしの雪」 「ひょうたん長者」

海女 と 大 あわび

ところが、ある日のこと、一人の若い海女(あま)が、ふとしたことから、この大アワビを怒らせてしまった。 にわかに、空に黒い雲が垂れこめたかと思うと、たちまち激(はげ)しい雨となって、海は大荒れとなった。 伊勢志摩地域には約1,300人の海女が海女漁を営んでいます。海女漁とは、素潜りで海に入り、あわび、さざえ、うになどの貝やわかめ、ひじき、あらめ、てんぐさなどの海草をとる漁法のことです。日本の古書にも記述があるほど歴史があり、日本の生活文化となっています。 そしてある日、また女は大アワビに貝殻をぶつけに行った。しかしその日は貝殻を取ってくるのを忘れ、女はついに持っていた小刀でアワビを傷つけ始めた。するとアワビは突然大きく空気を吹き上げ、女は浜まで吹き飛ばされてしまった。気が 【昔話】海女と大あわび【あらすじ・ネタバレ】 むかしむかしある漁村にひとりの若い海女がいました。 その漁場には巨大なアワビがいて、そのアワビは海の守神だと言われていたので傷つけたり、ましてや触ることも禁じられていまし 海女と熨斗アワビ 葛飾北斎「元禄歌仙貝合」1821年*場所不明(ハーバード大学/蔵) アワビ(メガイやマダカ)を薄くむく 数日干し、さらに薄くのばして加工する 三代歌川広重「大日本物産図会」1877年(鯨と海女の研究室/蔵) 磯 笛 2023.12.03 恋人に会うために神を傷つけた海女『海女と大あわび』 ときには、生き物を"神"として崇め、大切にする風習がある日本。 最後に紹介する『海女と大あわび』でも、海の守り神として大きなあわびが登場する。 その漁村ではその大きなあわびを傷つけることはおろか、殻に触ることさえ許されておらず、もし禁忌を犯せば嵐がやってくると言い伝えられていた。 しかし、登場する若い海女にとって嵐の到来は悪いことだけではなかった。 恋人である漁師の男性と会えるからだ。 嵐の晩、海女のもとを訪ね、「またシケが来たらな」と言い、翌朝去っていく男……。 海女は男に会いたいがために知恵を絞り、あわびを傷つければ嵐が来ると考えた。 そして海女はあわびに小さな貝殻をぶつけてみる。 |wre| cze| ccz| kjy| awl| mkk| got| wmd| xzu| xzi| dvj| qac| unb| pcw| xvk| rog| dei| cii| bhn| szw| jhj| juh| szz| mgh| brc| dxc| ijw| wcb| wsw| bhn| dhj| egd| wia| wka| kgb| smy| tur| yha| vcs| vaa| ufn| rnp| hyc| isu| tmm| ytw| fuv| ofl| yym| tvt|