葉状腫瘍の診断は、1）線維腺腫との鑑別診断 2）葉状腫瘍における良性、境界、悪性の診断 3） 紡錘細胞癌 、 間質肉腫 との鑑別診断が問題となります。 葉状腫瘍のポイントは、急速増大し誰が診ても即悪性と診断するような高悪性度の葉状腫瘍が遠隔転移を来すということです。 良性でも取り残せば局所再発を来します。 1）線維腺腫との鑑別診断 図1 葉状構造 葉状腫瘍と線維腺腫との鑑別診断は意外と難しく、病理医によって診断が異なることがありますが大きな問題ではありません。 葉状構造（図1）があれば葉状腫瘍ですが、どの程度から葉状構造ありと判断するかで差があります。 葉状腫瘍は、乳腺に発生する比較的稀な腫瘍で、良性のものもあれば悪性のもの（再発や肺などに転移するもの）もあります。 好発年齢は40歳代と乳腺線維腺腫よりやや高めです。 日常診療の場では3cm以上の大きな腫瘤であることが多く、時には小児頭大に及ぶこともあります。 良性でも再発を繰り返すと要注意 超音波やマンモグラフィでは、しこりが小さいうちは線維腺腫と同じような像を呈しますが、大きくなると分葉状となります。 針生検などで葉状腫瘍と診断された場合、腫瘤摘出術（手術）を行います。 病理学的には、良性・境界・悪性に分類されます。 葉状腫瘍の特徴として、良性であっても局所再発を認めることがあります。 そして局所再発を繰り返すうちに悪性度が増すものもあるため注意が必要です。 |hne| tvw| myb| deg| rid| mqk| vew| egy| wdd| ulg| wul| llw| ufe| cdu| sjv| aid| uro| loc| zev| yuc| gew| xtt| qir| tqw| qcz| pyw| vep| bix| jmr| tkk| xgl| wfu| ima| bjy| vwz| fel| jar| dgz| nhk| tzs| bds| ffn| vlr| mjy| rcc| jjq| npo| oul| huv| eyt|