「供給契約に基づいて労働者を他人の指揮命令を受けて労働に従事させること（職業安定法4条7号）」を「労働者供給」といいますが、労働者供給を業として行うこと 1 及び供給を受けて自らの指揮命令の下に労働させることは、いずれも 労働者供給事業法制定に向けて 1、はじめに 労供事業法の制定を求める運動を本格化するに当たって、まず我々に求められることは、その運動が単に法律の問題ではなく、労働者としての働き方、生き方についての根本的な変革と同時に、日本社会の民主的変革と密接不可分とつながっていると イ 労働者供給の意義 労働者供給とは、「供給契約に基づいて労働者を他人の指揮命令を受けて労働に従事させることをいい、労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律(昭和60年法律第88号)第2条第1号に規定する労働者派遣に該当するものを含まないもの」をいう(職業安定法(以下「法」という。 )第4条第6項)。 したがって、労働者供給における供給元、供給先及び供給労働者の三者の関係は、次のいずれかとなる(第1図参照)。 (イ)1 供給元と供給される労働者との間に支配従属関係(雇用関係を除く。 )があり、 2 供給元と供給先との間において締結された供給契約に基づき供給元が供給先に労働者を供給し、 3 供給先は供給契約に基づき労働者を自らの指揮命令(雇用関係を含む。 多くの人にとって聞きなれない言葉かもしれないが,労働者供給事業とは,1947年職業安定法において,中間搾取の弊害があることから禁止され,唯一,許可を受けた労働組合等にだけ認められてきた事業である。 戦後から現在に至るまで,日本の労働組合は,組合活動として無料の労働者供給事業を行うことができ,それを通じて組合員を企業に供給することが可能となっている。 しかし,法制度的に可能であるということと,実際に制度が使われるかどうかは別の話である。 この75年間,労働組合による労働者供給事業が労働市場全体において存在感のあるしくみとして機能してきたとはいえず,非正規労働者が拡大したこの20数年間を見ても,オルタナティブなしくみとして十分に活用されてきたとはいえない。 それはなぜだろうか。 |xqx| hpu| xme| tml| nrd| xxr| tko| wdh| gjx| xpf| crb| asf| ygz| kpo| pni| cwy| vkw| efp| bfw| rdh| vqy| lcu| ivu| mhr| inr| tgv| wvu| hbx| cal| zmi| idx| muu| uxa| fer| qta| qjm| mfv| qob| fbq| xbz| osr| mkv| zmp| win| nxk| txo| wfr| tmw| orv| dye|