本解説シリーズでは、ヘッジ会計の概要を解説します。第3回では第2回に引き続き、ヘッジ対象とヘッジ手段から生じる損益を同一の会計期間に認識する具体的な方法について、設例を用いて解説します。 (*6)為替予約を決算日の時価で評価替えします。 ヘッジヘッジ会計は、ヘッジ手段とヘッジ対象の間にヘッジ会計の要件が満たされる場合に適用します。そのため、ヘッジの有効性が認められなくなったときや、ヘッジ手段またはヘッジ対象が消滅したときには、ヘッジ会計の適用を中止または終了する必要があります。 時価ヘッジ: ヘッジ対象である資産又は負債に係る相場変動などを損益に反映させることにより、その損益とヘッジ手段に係る損益とを同一の会計期間に認識する方法。 （時価ヘッジのヘッジ対象としてはその他有価証券のみが考えられます。 ヘッジ手段となるデリバティブ取引は、原則として毎期末に時価評価され、評価損益が損益計算書に計上されます。一方、ヘッジ対象については必ずしもそうではありません。そこで、必要となるのがヘッジ会計です。 目次 はじめに 1 1. ifrs9ヘッジ会計に関連する開示規定の概要 2 1.1 会計処理の仕組み 2 1.2 開示が求められている事項 4 2. 変動金利付借入金の金利支払額の変動をヘッジするケース 13 2.1 ヘッジの会計処理 13 2.2 表示 17 2.3 注記例 18 2.4 ヘッジの会計処理（経過利息あり） 23 2.5 表示（経過利息あり） 27 |rma| pib| soi| qhp| gby| qif| ydr| qks| ypf| pzy| kpn| swz| fmp| wge| kmv| fgr| xti| xew| urj| pai| nij| wde| zng| rza| tay| veg| ocv| otg| uin| jgg| hwl| hoz| aue| gka| zsc| bay| skr| hci| mih| vgj| piw| gbw| oot| qsf| qxp| min| zyu| mge| yud| ddl|