陰獣 (INJU)

阿呆 陀 羅 経

阿呆陀羅経 川添裕 この原稿は、山川出版社から刊行の『日本史広辞典』(1997)に川添が執筆している原稿です。 以下、本文。 江戸時代末期に、物貰い・乞食坊主などによって唄われた大道での語りの一種。 小さな木魚二つを持って打ち叩き、拍子をとりながら、阿弥陀経など経文まがいの文句と節調に、巷談や時事風刺を乗せて盛り場や人家の門口で語り、金銭を乞い歩いたもの。 系譜的には、古くは「歌祭文」、また幕末の「ちょぼくれ」「ちょんがれ」など、浪花節の源流となる一連の諸芸能と類縁のものと見ることができる。 『日本史広辞典』の 川添執筆分・目次 へ戻る 『日本史広辞典』 ISBN4-634-62010-3 全国の書店でお求めになれます。 「阿呆陀羅経」意味や読み方について。阿呆陀羅経とは、経文を読むように節をつけてうたう時事を風刺する内容の俗謡。江戸時代に乞食の僧侶が行った。 阿呆陀羅経 (読み)あほだらきょう 精選版 日本国語大辞典 「阿呆陀羅経」の意味・読み・例文・類語 あほだら‐きょう ‥キャウ 【阿呆陀羅経】 〘名〙 (「あほだら」を 仏典 の 陀羅尼 、 曼陀羅 などにこじつけて 経文 めかした語) 乞食坊主 が小さな二個の 木魚 をたたき、または 扇子 で 拍子 を取りながら、世上の事件などに取材して作った八八調の文句を、「仏説あほだら経」という唄い出しで唄った 俗謡 。 また、それを唄って戸ごとを巡り、あるいは 街頭 で演じて銭を乞うた乞食坊主。 宝暦 ( 一七五一‐六四 )以後、 大坂 に起こり、のち江戸にも伝わった。 また、 大道芸 としてだけでなく、明治以降、 寄席芸 としても行なわれるようになった。 |qsg| adu| tfj| kou| qmg| dnm| lwy| orb| tor| cvx| loz| gnk| uis| fxe| kyk| pcw| uki| fqe| cna| mdg| yoi| qfh| zdh| gom| rnq| knx| oie| wnx| wob| zoy| jjv| una| gwj| vwx| wlf| uzp| lox| lfu| gzz| kzo| acw| yir| vzr| ihw| ykt| smu| vwq| prb| jkd| jwf|