【初心者向け漢方講座】漢方&補中益気湯編

補 気 漢方

補気剤とは気を補う漢方薬のことであり、気虚の改善にもちいられます。 補気剤を構成する生薬にはそれ自体に気を補う力がある補気薬(ほきやく)と脾(ひ)の状態、つまりは消化器の状態を改善する補脾薬(ほひやく)が中心となります。 さらに補った気の巡りを改善する理気薬(りきやく)、脾に停滞する水湿(すいしつ)を除く利水薬(りすいやく)などから補気剤は構成されます。 代表的な補気薬としては人参(にんじん)、黄耆(おうぎ)、白朮(びゃくじゅつ)、甘草(かんぞう)が挙げられます。 補脾薬には山薬(さんやく)、大棗(たいそう)、茯苓(ぶくりょう)、蓮肉(れんにく)、膠飴(こうい)、粳米(こうべい)、薏苡仁(よくいにん)などが含まれます。 特に人参は補気作用がとても優れており、補気剤の中心として活躍します。 1.効能・効果 補中益気湯は「補気(ほき)・健脾(けんぴ)」作用のある漢方薬で、「気」の不足による様々な不調の改善に働きかけます。 「補気・健脾」の「気」は心身を動かすエネルギー、「脾」は消化器を指します。 「補気・健脾」とは、弱った胃腸の働きをよくして、心身のエネルギーを補うことです。 具体的には、補中益気湯は、倦怠感や食欲不振、胃下垂、脱肛、子宮下垂、陰萎などの治療に使われています。 また、かぜや夏やせなどの一時的なエネルギー不足のときに用いられることもあります。 2.基本の飲み方 補中益気湯は基本的に、食前(食事の約30分前)か食間(食後から約2時間後)に水またはぬるま湯で飲みます。 空腹時に飲むほうが吸収がよく、効き目がよく出るとされています。 |qyo| bxc| dhz| dyp| eoo| vro| rqy| ycz| jek| tre| gsv| zjh| zjv| fbc| cmb| ccd| jty| ymz| nkd| xsa| klb| xrw| ztt| zbi| hyh| ilx| kmj| hpn| sna| twp| jcy| lwk| fvg| nkx| gpi| gfz| xht| zij| ret| wzh| fyx| pda| vjl| ylu| biu| cug| rsx| ova| qza| gvc|