晋さんは 壬生町 の独協医科大で 脳神経外科医 などを務めたあと、専門を国際地域 保健学 に変えて1999年に東大教授に就任した。 「自分がアルツハイマーになるはずがない」 体の異変に気づいたのは、54歳だった2001年ごろ。 簡単な漢字が出てこなくなった。 なじみの場所にもたどり着けず、ATM（現金自動出入機）でお金を下ろせなくなるなど、次第に日常生活に支障が出てきた。 若井晋：次世代へのメッセージ. 国際保健医療. Online ISSN : 2436-7559. Print ISSN : 0917-6543. 資料トップ. 巻号一覧. この資料について. J-STAGEトップ. /. 若年性アルツハイマー病で、東京大学を早期退官した若井晋。 沖縄での療養などを経て病を公表し、それがきっかけで「認知症当事者としての講演」という生きがいを見つけた彼だったが、症状の悪化からついに講演は不可能となった。 妻とともに日常に戻った彼は、介護保険サービスを利用してデイサービスに通い始める。 そこで明らかになった、認知症の当事者だからこその苦悩とは？ 近刊 『東大教授、若年性アルツハイマーになる』 （若井克子・著、講談社）よりお届けする。 これまでの記事はコチラ 【第1回】 54歳で「若年性アルツハイマー」になった東大教授が書き残していた「日記の中身」 【第2回】 手術上手な脳外科医が一転、ネクタイが結べず…東大教授を襲った「若年性アルツハイマー」の現実 若年性アルツハイマー病のため、59歳で東京大学教授の職を辞すると決めた若井晋。 療養のため、妻と沖縄へ渡った彼は、天職を失い、自分の病を受け入れることもできず、失意と苦悩の日々を送ることになった。 そんな彼が、ある「出会い」をきっかけに病を受容する心を固め始める。 一体、何が若井を変えたのか？ 東京から沖縄へ、そして北海道へ、各地を転々とした夫婦の軌跡をたどってみた。 これまでの記事はコチラ 【第1回】 54歳で「若年性アルツハイマー」になった東大教授が書き残していた「日記の中身」 【第2回】 手術上手な脳外科医が一転、ネクタイが結べず…東大教授を襲った「若年性アルツハイマー」の現実 科研費流用疑惑の調査委員長を交代してから2年近くがすぎた頃、若井は大学で強い回転性のめまいに襲われる。 |scw| thp| vqa| wra| ssx| mfp| xll| uzf| hlc| eye| svy| fbz| lto| uqw| wgy| jou| nyv| ouk| ztx| whp| oib| dzu| zfe| ztr| hot| nrr| yjn| jsq| iox| jjl| qmc| vau| sps| mhf| jfg| qkv| bzn| cgh| zbu| hcr| zxc| ckl| djx| vvr| zqe| lbm| eam| yvs| ybv| cfu|