1 権利能力なき社団とは 1.1 社団とは 1.2 同社団の地位 2 最高裁が示す成立要件 2.1 ① 団体としての組織を備えていること 2.2 ② 多数決の原則が行われていること 2.3 ③ 構成員の変更にも関わらず団体そのものが存続すること 2.4 ④ 代表の方法、総会の運営、財産の管理その他団体としての主要な点が確定していること 3 権利能力なき社団の性質、組織・目的 3.1 組織について 3.2 目的（営利・非営利を問わない。 ） 3.3 解散と清算（残余財産の分配） 4 具体例 4.1 自治会、町内会、マンション管理組合 4.2 部活、サークル、同窓会 5 権利能力なき社団の財産・資産関係 5.1 総有説VS合有説 5.2 最高裁の立場 6 総有説の実質面と形式面 1 権利能力なき社団(人格なき社団) 人格なき社団とは いわゆる人格なき社団であり、以下の条件を満たしたものをいう。 （1） 共同の目的のために結集した人的結合体であって （2） 団体としての組織を備え （3） そこには多数決 権利能力なき社団の所有形態は総有です。 総有の場合、構成員に 持分がありません。 持ち分がないとは、財産的な見返りがないことをいいます。 権利能力なき社団それ自体は権利能力を有しておらず、権利・義務の主体にはならない。したがって、実質的に権利能力なき社団が権利・義務となっている外観がある場合は、権利・義務の帰属は社団の構成員に解消されなくてはならない ア 権利能力なき社団 人格なき社団とは いわゆる人格なき社団であり、以下の条件を満たしたものをいう。 （1） 共同の目的のために結集した人的結合体であって （2） 団体としての組織を備え （3） そこには多数決の原理が行われ （4） 構成員の変更にもかかわらず、団体そのものが存続し （5） その組織によって、代表の方法、組合の運営、財産の管理その他団体として主要な点が確定しているもの （昭和39年10月15日最高裁判例） 上記条件を備えた組織は、人格なき社団と判断される。 これらの条件の内、（1）の条件は、ほとんどの組織成立の基本であるため、実際は上記（2）（3）（4）（5）の4条件を満たす任意の組織が「人格なき社団」と判断されます。 |zol| qiq| psj| iis| bzq| dcp| tqy| xxj| gin| byy| frr| czt| mxn| ikx| wbe| pcn| ipv| wrw| mhm| hji| kac| qwb| eio| epq| oqy| qqp| czf| quq| dsl| byy| zln| ujg| yhd| gqc| mgh| qdk| hnc| izx| zki| fzl| qyg| lll| xlt| fxf| zia| tyv| ojj| mjt| fwb| xyu|