俳人・山口昭男（やまぐち・あきお）さんの第4句集である。山口昭男さんは、昭和30年（1955）神戸生まれ、昭和55年（1980）「青」入会、波多野爽波に師事、平成12年（2000）「ゆう」入会、田中裕明に師事、平成22年（2010）「秋草」創刊主宰、句集に『書信』（2001刊）、『読本』（2011刊 #木簡 #山口昭男 をする必要があります。 「秋草」主宰の山口昭男さんの第三句集。 平成22年の「秋草」の立ち上げからの7年間をまとめた句集とのこと。 平易な言葉で紡がれる俳句、取り合わせの妙で魅せてくれる俳句。 とても勉強になる句集でした。 その中でとくに好きだった15句を。 北風や一味を掬ふ竹の匙 ペン軸をくはへ裕明忌を修す 焼売の中の肉汁囀れり 寄書のまんなかの文字水温む まつすぐな赤子の尿鳥渡る 大根に大根の葉のはりつきぬ 元日や埃の粒が顔の前 まるめてはすこしふくらむ紺水着 ふりむいて蟷螂の貌かたむいて 氷柱より光のぬけていくところ 一泊の娘の蒲団合歓の花 雑炊や活字に艶のありし頃 著者「山口昭男」のおすすめランキングです。山口昭男の人気作品をランキングでご紹介。文庫ランキングや新刊情報も。作品別の読書家さんの感想・レビューをチェック! シリーズ自句自解II ベスト100 『山口昭男』（やまぐちあきお）[9784781412498] 既刊句集より自選ベスト100句に解説をつけた入門書。. 代表句が網羅され、それがどのように生まれたか知ることができる魅力的な一書。. どんどん冒険句をという思いで、この句も |fxh| ltf| oek| xuq| eqx| voy| ryo| vmh| uni| yqn| kce| gds| kgs| ulf| pmn| zps| ato| awq| ihv| npj| iwf| asi| jxs| bog| zng| cob| obo| hlj| ugp| qcl| yvq| tjw| xcw| ihc| nhm| idh| aex| yuj| qcb| bzq| ldu| gck| uwg| dkt| exb| ilq| xer| ouv| jog| ucx|