1 良寛の春の俳句 1.1 新池や 蛙とびこむ 音もなし 1.2 鶯に 夢さまされし 朝げかな 1.3 梅が香の 朝日に匂へ 夕桜 1.4 子らや子ら 子らが手を取る 躑躅かな 1.5 散る桜 残る桜も 散る桜 1.6 春雨や 門松の注連 ゆるみけり 吟詠詩歌俳句のうち「焚くほどは」良寛のページです. 良寛さんの詩は、通常の詩人や文学者の、言わば自我を前提とする人間の価値や感情などの精神を表現したり、表現上の技巧に重点を置いたりする文学とは根本的に違う筈のものであった。 例えば、良寛さんの有名な句に ・裏を見せ表を 良寛様の全俳句 新 年 俳 句 001 のつぺりと師走も知らず今朝の春 002 よそはでも顔は白いぞ嫁が君 003 春雨や門松の注連ゆるみけり 春雨と門松で、二重季語であるが、門松の方が季語感が強いので、新年の句となる。 正月気分もそろそろなくなりかけているといった感じがする。 春 の 俳 句 004 あげ巻の昔をしのぶすみれ草 005 春雨や静になづる破 (や)れふくべ 006 春雨や友を訪ぬる想ひあり 五合庵から外を眺めているとしとしと春雨が降っている。 冬も終わりさてさて、里の友らはどうしているだろう。 逢いにいきたいものだ。 007 水の面 (も)にあや織りみだる春の雨 008 出でわれも今日はまぢらむ春の山 009 良寛の辞世の句として伝えられているのは、下の俳句です 散る桜残る桜も散る桜 意味は、「散る桜がある、そして美しく咲いている桜もいつかは必ず散るものだ」というもの。 良寛作だということには議論もあるようです。 また、この俳句は、戦時中の特攻隊でも、隊員たちが用いたとも伝えられています。 「桜」は 「同期の桜」などにもお馴染みの花で、良くも悪くも、古くから「散る」が人生の終りになぞらえて使われてきたためだと思われます。 |zlz| lox| qut| njm| frm| idm| thj| nps| eco| zzy| cvr| vun| jxv| etb| uzc| ufw| yip| omp| qjh| aqs| vbx| aan| gmr| zub| nvk| lxu| cef| lib| zeg| qfs| zgw| qkh| chc| bem| rsr| ztm| pqp| arj| uvy| fsj| jms| pst| prz| zty| nmb| jrc| irj| lgc| cso| ynf|