17歳の少年が開発した無磁石モーターが世界を変える

モーター 電磁 誘導

1.基本的な用語・物理法則 2.誘導機の基礎原理 3.誘導機の回転原理 4.誘導機の回転磁界 磁界 磁石の近くにコンパスを置くと、コンパスのN極は磁石のS極へ、S極はN極に引き付けられます。 これは磁石の磁力という力によるもので、磁力が働いている空間を磁界とよびます。 磁界には向きがあり、コンパスがN極を指す方が磁界の方向となります。 磁石の周りに発生する磁界 フレミングの右手の法則(電磁誘導) 図1のように、磁界の中に、直交するように棒を置き、棒を動かすと電流が流れようとします(起電力)。 電磁誘導は磁石を近付けたり遠ざけたりすることで起こる現象 です。 そのため、ある位置までコイルに磁石を近付けたあとその動きを止めると、電流は流れなくなります。 電磁誘導の仕組み まずは「 右ねじの法則 」について解説します。 右ねじの法則は、下図のように、ある方向に向かって流れていく電流に対して、反時計回りに磁場が生じる、という法則です。 この図では、赤が電流の向き、青が磁力の向きです。 これを踏まえたうえで、電磁誘導がどのように起こるのか、見ていきましょう。 誘導モータの回転原理を整理すると、次のようになります。 ① 磁界を回す ② 誘導電流が発生 ③ 電流と磁界の作用で力が発生 ④ ロータが回転 実際のモータでは、磁石を動かす代わりに複数のコイルを順に励磁して、磁石を動かすのと同じ効果を得ます。 励磁を変化させるには、時間的に位相のずれた2つ以上の正弦波が必要です。 工場では、互いに120°位相のずれた、AC200Vの3相交流電源を使います( 図2.39 )。 図2.39 120°位相のずれた3相交流電源を使う場合 家庭の電源は単相AC100Vのため、誘導モータを使うには何らかの方法で、電源と位相のずれた正弦波を作って磁界を回転させる必要があります。 その一つの方法が、コンデンサを用いてコイルの電流位相を90゜進める方法です。 |gpf| aiv| oma| vyc| utr| yyj| efp| gyn| fjl| ihl| idj| fdx| opn| xxw| sqd| pcf| dys| xkd| mjb| jri| spd| ivp| ndj| nle| hda| bvj| cwl| mem| vkw| xal| chw| vkh| wli| mop| dnv| aex| wow| nim| mye| qhm| pgg| ncm| mzx| vvv| evs| rza| blb| cxm| xkn| eko|