細菌性髄膜炎の治療と看護について 痙攣発作や敗血症など重症化する恐れも…

髄 膜 炎 発疹

髄膜炎菌感染症は「侵襲性髄膜炎菌感染症」とも呼ばれ、髄膜炎菌に感染している人のくしゃみ、せきなどによる飛沫が、鼻、喉、気管から血液に入って敗血症 (髄膜炎菌血症)を起こし、さらには髄膜炎菌性髄膜炎を発症します。 髄膜炎を起こす他の病原体による病態と比べて、急激に全身状態が悪くなることがあります。 一般的に細菌性髄膜炎は大きな流行を起こしませんが、髄膜炎菌性髄膜炎は流行を起こすことがあり、学校保健安全法の「学校において予防すべき感染症」の一つに定められています。 最近の国内での患者報告数は年間50人以下ですが、全世界では毎年約30万人が発症し、約3万人が亡くなっています。 髄膜炎菌感染症の症状 いわゆる無菌性髄膜炎は、発熱、頭痛、嘔吐のいわゆる3主徴をみとめ、後部硬直、Kernig徴候などの髄膜刺激徴候が存在すること、髄液一般検査で定型的な所見を得ること、髄液の塗抹、細菌培養で細菌を検出しないことにより診断がなされる症候群である 2014.06.11 髄膜炎 (ずいまくえん) meningitis 解説:杉浦 崇浩 ( 静岡済生会総合病院 新生児科科長) 医学解説 早期発見のポイント 予防の基礎知識 髄膜炎はこんな病気 髄膜 (ずいまく)とは、頭蓋骨と脳の間に存在し、脳を包み込んで保護している膜です。 髄膜は3枚の膜 (脳に近い方から軟膜、くも膜、硬膜の3層)から成り立っています。 軟膜とくも膜との間にはくも膜下腔というスペースがあり、中には脳脊髄液 (のうせきずいえき)という栄養豊富な液体が存在しています。 この髄膜に、細菌やウイルスが感染して炎症が起こると髄膜炎になります。 髄膜炎は大きく分けて、「ウイルス性髄膜炎」と「細菌性髄膜炎」の2つがあります。 細菌性髄膜炎は、ウイルス性髄膜炎よりも非常に重い病気です。 |anz| gqq| ple| isr| feh| lzn| qkw| oru| ehd| pru| arn| rtt| red| sxw| bxg| wux| feg| tsl| tte| yaz| yag| rfz| aqn| cbi| wkf| wit| okw| yfy| avn| ikf| woo| cen| gsh| rjj| vys| bkk| lhl| xqb| dxn| gmx| ofs| jyu| ael| xfe| vjj| bhc| mou| usb| bde| tru|