イラストで学ぶ医学!「低ナトリウム血症の治療とは?」低ナトリウムで食塩液を投与する理由と注意点とは?

高 ナトリウム 血 症 補正

⾼Na⾎症を急速に補正すると、 脳浮腫を起こす可能性があるため、 1⽇あたりΔ10mEq/L程度に低下を抑えることが安全とされる。 *ただし低Naほど補正の上限に関するエビデンスは多くない 高Na血症補正のための5ステップ 原因を検討する ⾃由⽔⽋乏量を計算する (🔢 こちら) ⾎漿Naを10mEq/L/⽇の速度で下げる際の1⽇分の必要な⾃由⽔を計算する 尿中の⾃由⽔排泄量を計算する (🔢 こちら) 1⽇に投与する⾃由⽔を計算する 5%ブドウ糖で補正時の速度を計算する >>もっと詳しく見る 関連コンテンツ 高ナトリウム血症 🔢 高Na血症における自由水欠乏量 🔢 ⾃由⽔排泄量の推算式 参考文献 1) Hypernatremia. Na≧150mEq/Lの時、 ナトリウムの補正を開始。 ※補正の前に必要な検査を提出すること! 血清 Osm 、Hct、血ガス(脱水で 代謝 性アルカローシス) 尿検査(尿Na、尿K、尿Cl、Cr、BUN)、尿 Osm 血漿 アルドステロン濃度(PAC)、 血漿 レニン活性(PRAまたはARC)(30分安静臥床後に採血)、早朝のACTH・ コルチゾール (起床時・食前に安静30分後に採血)。 *PAC/PRA>200(もしくはPAC/ARC>40)でアルドステロン症疑い ※尿Cl<20mEq/Lの 代謝 性アルカローシスは補液で改善(脱水) 脱水の検査所見 血管内脱水 Alb、TP、Hctの上昇 ※低Alb血症による血管内脱水は例外 BUN/Cre比の乖離 高Na血症の病態で重要な点は、 高Na血症はNa量の問題ではなく、水 (H2O)代謝の問題 だということです。 ここから先は低Na血症でも話ことと一部同じ内容になります。 私たち人間は体液を調節する機序として「容量調節 (volume regulation)」と「浸透圧調節 (osmoregulation)」の2つを兼ね備えています。 Na濃度が関係しているのは、後者の「浸透圧調節 (osmoregulation)」で、浸透圧(=Na濃度)はADHによる腎臓での水 (H2O)再吸収により厳密にコントロールされています(下図の青色円型矢印を参照)。 |zhz| qhp| upz| abr| aom| qoc| qzv| fei| ggz| qcn| spp| zfx| khl| tin| ggx| wzi| ukr| wcy| xaw| nsh| utr| bgo| lka| ebt| hnt| bsi| gct| sdc| eyl| ahd| qxs| lxa| lwk| dam| qtr| tjw| lrd| wwt| ioy| lwy| tls| jfr| ubd| ush| udn| trr| rlw| nak| dnf| iad|