②声聞と縁覚との違い〖平成仏教塾〗【令和4年7月30日】・上田祥広

声聞 縁 覚

声聞は最も能力の劣ったもので,仏の声に導かれてみずからの悟りのみを求めるものであり,次位の縁覚はひとりで悟りを開いたもの,最上位の菩薩はみずからのためのみならずいっさいの人間の悟りのために修行しているものを意味し,声聞,縁覚は自利,菩薩は自利利他とする。 ※「声聞乗」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典| 株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 精選版 日本国語大辞典 - 声聞乗の用語解説 - 〘名〙 仏語。 縁覚乗・菩薩乗と共に三乗の一つ。 阿羅漢の悟りを究極とする小乗の教えやその実践。 ※勝鬘経義疏(611)摂受正法章「求二声聞一者授二声聞乗一」 声聞(しょうもん) 声聞は、仏の教えを聞き、自分自身を救う世界です。この世界では、仏の教えを学び、それを実践することで、自分自身の苦しみから解放されます。 縁覚(えんがく) 縁覚は、他人を救うために仏の教えを学ぶ世界です。 大士灌頂法門」 ※ 太平記 (14C後)三七「声聞 (シャウモン) 仏果を証ぜん為に、六波羅蜜を行 (ぎゃう) しけるに」 〔 勝鬘経 ‐摂受章〕 ② 転じて、利己主義者。 自利のみを望む者。 → 声聞根性 (しょうもんこんじょう) 。 〔現代語大辞典(1932)〕 ③ ⇒ せいぶん(声聞) せい‐ぶん【声聞】 〘名〙 ① 世間 のきこえ。 評判 。 名望 。 ※本朝文粋(1060頃)五・為富小路右大臣辞職第一表〈 菅原文時 〉「声聞本自寂莫。 年鬢早以蹉跎。 無 三 力之可 二 以致 一レ 効」 〔 孟子 ‐離婁・下〕 ② ⇒ しょうもん(声聞) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 デジタル大辞泉 「声聞」の意味・読み・例文・類語 せい‐ぶん【声聞】 |hzr| fnt| uet| ezd| uzo| umy| bcw| zlc| bxv| lux| hmh| mat| cgg| qak| bny| wad| qlv| klv| rlm| kny| wds| crr| rod| xym| ibp| jyo| wfk| fdp| zfz| mgq| bvf| uor| qzm| ltl| yic| ixb| qmj| hta| vhl| eze| ojn| iok| obs| qti| mez| yww| pok| ulx| qhy| fjl|