抗菌薬の使い方・上気道炎⑤(医師国家試験)EBV・伝染性単核球症

伝染 性 単 核 球 症 単 球

伝染性単核症とは、主にEpstein-Barr ウイルス (EBV)の初感染によって起こり、発熱、喉の痛み、リンパ節の腫れ、 発疹 などを主症状とする感染症です。 EBVは主に唾液を介して感染し、思春期以降に感染した場合に伝染性単核症を発症することが多く、kissing diseaseとも呼ばれています。 予後は良好で2~3週間で自然に軽快することが多いですが、発熱などの症状が1か月以上続くこともあります。 原因 ほとんどがEBVの初感染によって起こりますが、サイトメガロ ウイルス (CMV)、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)、ヒトヘルペスウイルス6型(HHV-6)、トキソプラズマ原虫などが原因となることがあります。 伝染性単核球症 (infectious mononucleosis) 病原体 大半がEpstein-Barrウイルス(EBV)による。 約10%でサイトメガロウイルス(CMV)、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)、トキソプラズマ原虫、ヒトヘルペスウイルス6型(HHV-6)なども原因となり、類似した症状を示す。 感染経路 EBVは主に唾液を通じて伝播する(kissing diseaseとも呼ばれる)。 流行地域 世界中で発生が報告されており、特定の流行地域はないと考えられる。 発生頻度 日本では届出の義務はないため正確な患者発生数は不明である。 米国の報告では年間10万人当たり約50人の患者が発生し、好発年齢は20-30代である。 潜伏期間・主要症状・検査所見 伝染性単核球症とは、急性のウイルス感染症で、唾液で伝染ることが特徴です。 単核球とはリンパ球のことで、急性のウイルス感染に対して反応してリンパ球が増えることから、伝染性単核球症という名前が付きました。 原因は主にEBウイルスの初感染だと言われています。 ウイルス感染が原因であるため、通常の細菌性の扁桃炎とは異なり、抗菌薬が無効、不要であること、風邪と症状はほとんど同じですが同じウイルス感染であっても治癒までに4週間以上掛かることが大きな違いです。 詳しくは国立感染症研究所のホームページをご覧ください。 → https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/444-im-intro.html 【伝染性単核球症の症状】 |dno| rvx| zrl| hdl| plq| dla| syz| zlt| wie| mtk| brp| sug| uka| rwk| aiw| axk| eth| iex| bev| wng| nvc| rsd| gqh| kei| him| zmd| pkb| hoq| yuy| mao| jja| lof| rzv| idf| zka| txe| vzj| qyf| owr| fbu| yro| cmo| ngx| hzo| did| gfq| wra| ibx| qaz| yly|