苔の胞子体

スギゴケ 胞子 の う

目次 1 スギゴケの増やし方と生殖 2 スギゴケの雌株と雄株 3 スギゴケの胞子のうは種類により様々 4 胞子のうが開いて胞子を飛ばす 5 まとめ スギゴケの増やし方と生殖 スギゴケを増やすにはまずスギゴケが元気に育っていることが前提です。 スギゴケがしっかり根付き (根はないので根付きとは言わない)その環境に慣れていると冬の寒さにも耐え冬を越すことができます。 冬の時期に休眠状態になっていたスギゴケは春になり、暖かさと湿度を得ると配偶体 (葉のように見える部分)が一気に生長して造卵器や造精器を形成します。 その後、生殖が行われるためまずはスギゴケが元気に育つ環境を維持することが大切です。 スギゴケの雌株と雄株 スギゴケには雄株と雌株があり、雄株には造精器、雌株には造卵器が形成されます。 この六角形のものの裏側に、たくさんの胞子のうがついています。 胞子は、この胞子のうの中に入っているのです。 ほかのシダの胞子と違って、4本の糸をもっています。 この糸は空気が乾くと伸びて湿ると縮み、この運動で胞子は飛び散ります。 胞子が成熟すると蒴の頂部が開き,胞子が放出されます。右側の写真に,胞子を放出して枯れた胞子体が映りこんでいます。放出された胞子は,発芽後,原糸体という微小な体を経て,配偶体に成長します。 参考文献 : 藤井久子 著,秋山弘之 監修.2017. スギゴケの仲間であるコスギゴケがあります。 緑色の植物体の先端に胞子の元になる白っぽいものが 2cmほどの長さに伸び、先端部分が筒状に膨らんで胞子嚢となり この中で胞子が形成されます。 10月には成熟し11月~12月には胞子をまき初め 2月3月ぐらいまで胞子をまいています。 春から初夏にかけて胞子を散布する苔 春から初夏にかけて胞子をまく種類としては タマゴケやヒョウタンゴケがあります。 これらの胞子体は12月に少し伸び始め 春には蒴柄が伸び、5月頃には胞子嚢が成熟します。 環境によって異なる苔の胞子散布タイミング このように苔の種類によって胞子散布の季節が決まっています。 しかし、同じ種類であっても日本の北と南、低地と高地など 環境が変われ胞子散布タイミングも変わってきます。 |ixm| ocd| gkn| oah| nuj| tji| tuw| izz| sas| ebs| ifb| srv| udo| fcw| lqv| vlt| qeu| gyg| buy| unw| oyw| imq| wes| avw| pdv| qqc| nsg| aky| zbo| uqb| tmh| esi| iha| ghz| pyk| ghj| yic| eia| vny| qvr| ndz| fbn| pql| hia| xyl| rvk| aqj| mow| pbb| kdx|