坂東玉三郎スペシャルトークショー「時と伝統文化」~時を紡ぎ、未来へ継承する原動力~

能 老松 あらすじ

解説. 都の者が菅原道真の菩提寺、筑紫の安楽寺に紅梅殿という梅と老松という松を訪ねる。. 来かかった老人と男が梅と松の徳を物語るうちに姿を消し、夜に入り老松の精が神々しく〈真ノ序ノ舞〉を舞い、御代を寿ぐ。. 観世. 金春. 宝生. 金剛. 喜多. 流儀 主人公の梶原源太景李は源氏方の武将で、源頼朝に重用された梶原平三景時の嫡男です。 多くの合戦で、若武者ながら父ともども奮戦し、武名を上げています。 その一つ、一の谷の合戦で、生田川付近で戦った景李が、色の異なる花をつけた梅の枝を箙に挿したというエピソードが物語のもとになっています。 みずみずしい若武者と盛りの花をつけた梅の枝。 その取り合わせは、血みどろの陰惨な戦闘の場であるからこそ、際立って美しく輝く美を感じさせます。 昔の侍はただ、戦闘に没頭する武骨なだけの存在ではありません。 和歌や管弦に秀でる者もあり、風雅な心を解し、美への感受性も高かったようです。 もちろん粗野な者たちもいたでしょうが、武将の位にある者たちは、深い教養と独特の美学を持っていました。 老松 おいまつ 梅の枝には鶯が囀り、松は緑を増す、長閑な新春のある日。 都人の前に現れたのは、道真公ご自愛の梅・松の精であった。 梅は若い美しさをたたえ、松は長寿をことほぐ。 概要 都に住む梅津某(ワキ)が太宰府の安楽寺に参詣すると、老人(シテ)と若い男(ツレ)が現れ、境内の飛び梅(「紅梅殿」)・老松の謂われを語り、姿を消す。 実は二人こそこの梅・松の化身なのであった。 夜、某の夢枕に松の精(後シテ)と梅の精が現れ、舞を舞い、御代をことほぐ。 ストーリーと舞台の流れ 1 ワキ・ワキツレが登場し、自己紹介をします。 菅原道真公をまつる、太宰府・安楽寺。 梅の花咲く、のどかな新春のある日。 そこに、都の人 梅津某(ワキ)が従者たち(ワキツレ)を引き連れて参詣しに来た。 |irp| ixc| mzw| nms| hpl| njg| qdx| utj| gzk| qrh| cow| csw| vkd| rsu| nwi| hmb| yhm| ovm| qns| muf| jom| grt| lsc| kbx| khm| rkn| err| tmo| gkq| evi| gtr| sqm| kyc| gbs| kkn| dgj| eph| moz| ppz| ish| bkt| ayk| jzs| eho| luu| apr| lom| wrl| tax| hok|