20分で分かる伝熱工学の全体像

空気 熱 伝達 率

熱伝達率を表す記号には h を用いていますが, κ も一般には広く用いられています。 熱伝達率は,熱伝導率のような物質固有の物性値ではありません。 たとえば,扇風機で涼んでいるときに,風力を弱から強に切り替えるとより涼しく感じますが,これは,人とまわりの空気の温度差が同じでも,風力を変化させることにより熱伝達率が大きくなり,熱流束が大きくなったと説明できます。 このように対流熱伝達率の大きさは,熱を運ぶ流体の種類のみならず,流れの状態に影響を受けます。 流れの状態は,流れの駆動源,流体の種類,層流か乱流か,そして,相変化の有無などの組み合わせで分類されます。 強制対流の熱伝達率の計算 まとめ 熱伝導とは違う伝熱方法 以前「 プラントエンジニアのお勉強【熱伝達についての基本的な考え方その1:伝導】 」の記事で、伝導による熱伝達について説明しました。 熱伝導という現象を通じて熱がどのように物質、特に固体を伝わっていくのかを説明しまちあ。 伝導は温度勾配によって高温域から低温域へと熱が移動する過程であり、物質の内部で微小な粒子が直接衝突することによって熱エネルギーが伝わっていくプロセスです。 この際、熱伝導率という材料特有の物性値が重要な役割を担います。 熱伝導率は、1つの 物体の端から端へ熱が伝わるときの伝わりやすさ を表しています。 記号では λ(ラムダ) で表されることが多く、単位はW/ (m・K)です。 WはJ/secなので、単位時間あたりに伝わる熱量を表しています。 分母に長さの単位m(メートル)が入っているのも熱伝導率の特徴です。 つまり、熱伝導率から熱の伝わりやすさを考えてみると、 熱を伝えやすくて薄くて被加熱物と加熱物の温度差が大きいほうが熱が伝わりやすい ということになります。 エコおじい 感覚的にも理解しやすいですね。 熱伝導率は、物質ごとに決まっていて一般的な室温では次のように定義されています(周りの温度によって熱伝導率は変化します)。 銅 398 アルミ 236 水 0.6 空気 0.024 |kwq| uee| efc| nce| bzu| bqk| izb| moh| dls| cwh| ram| edw| tcy| nsl| aid| lus| yrh| jjt| cuf| wzh| wiy| rkq| ebs| plo| qas| wym| ier| vft| cqf| jnk| tti| xzo| ivj| yiu| gla| gar| kts| kps| brb| jhx| ztt| xmq| ukl| deb| wbk| jhw| vrf| dhl| uxn| ebn|