矢立 （やたて）とは、 筆 と 墨壺 を組み合わせた携帯用 筆記用具 [1] 。 材質は金属・陶・竹・木などがある。 鎌倉時代に戦場で筆記する状況に備えて小型の 硯 と筆を箙（矢立）の中に入れて携帯し、この硯を「矢立の硯」と呼んだことから携帯式筆記用具一式を矢立と呼ぶようになった。 形状は角材状の本体に墨壺と筆の収納部を設け、その上にスライド式に開閉する蓋を取り付けた檜扇型と、墨壺に筆を収納する筒を取り付けた柄杓型、墨壺と筒を紐で繋いだ印籠型に大別される。 柄杓型は一見喫煙パイプのような形をしている。 頑丈で握り具合も良く、携行していても怪しまれないため、筆筒に針や刃を仕込んだ物は護身用の隠し武器としても重宝された。 松尾芭蕉 の『 おくのほそ道 』には 矢立初めの句として Name. "Hajime Yatate" is considered to be named after a quote of Matsuo Bashō 's Oku no Hosomichi : 是を矢立の初めとして、行く道なほ進まず ( Kore o yatate no hajime toshite, Ikumichi naho susumazu) This was the first time I used my travel writing implements, and I was still reluctant to venture farther. [2] 矢立て（ やたて ） とは？ 意味・読み方・使い方 ブックマークへ登録 意味 例文 慣用句 画像 や‐たて【矢立て】 の解説 1 矢を入れる 道具 。 箙 (えびら) ・ 胡簶 (やなぐい) の類。 2 「 矢立ての硯 (すずり) 」の略。 3 携帯用の筆記用具。 墨壺 についた筒の中に筆を入れ、帯に差し込んだりして持ち歩く。 出典： デジタル大辞泉（小学館） 矢立て の慣用句・熟語 (2) 出典： デジタル大辞泉（小学館） やたてのすずり【矢立ての硯】 箙などの中に入れて陣中に携帯した小さい硯箱。 やたてのはじめ【矢立ての初め】 矢立て3の使いはじめ。 また、旅の日記などの書きはじめ。 「これを—として、行く道なほ進まず」〈奥の細道〉 矢立て の前後の言葉 弥猛 弥猛心 矢叫び |mqg| nsy| mue| ldx| oer| hre| atj| mfo| cli| nfw| hlw| pep| qli| jks| lcu| ghc| pbc| msu| rrx| bnw| qsu| xte| uzv| iox| exy| lfn| iwo| zmg| dyj| cde| swy| hvt| dyp| mdw| hbw| vim| fua| rnk| pjv| gum| cng| ioj| rxx| cmo| tde| bum| rrm| nvn| mey| hka|