【漢文】 漢詩3 漢詩の訳し方をつかもう (35分)

於 いて 漢文

置き字とは 漢文で書き下し文を作るときに、書いてあるけど読まない文字というものがあります。この文字のことを置き字と言います。置き字は全部で8種類しかないので覚えてしまいましょう。 而 接続を表す置き字です。 「朝起きて顔を洗いまし おい‐て【於て】 〘 連語 〙 (「おきて」の変化した語。 漢文訓読 において用いられ始めた。 「…において」の形で、まれに「…でおいて」の形で、 格助詞 的に用いられる) ① 動作、作用の行なわれる 場所 、 時間 などを示す。 …で。 …にあって。 ※西大寺本金光明最勝王経平安初期点(830頃)「此は一年の中に拠 (オイ) て、三三をもちてことに説くなり」 ② 事物 、人物などについて、それに関連することを示す。 (イ) …に関して。 …について。 ※石山寺本法華経玄賛平安中期点(950頃)三「後の二頌は余の衆において請ひしことを頌す」 ※延慶本 平家 (1309‐10)六末「草木愁たる色あり、況や覇陵の松においてをや」 (ロ) (「は」を伴って) (他のものはとにかく)…に関しては。 「於・乎・于」は通常、補足説明の時に用いられ、置き字として扱われるが、これらが導く前置詞句が修飾語として被修飾語の前に置かれた場合は、置き字にせず、「(……ニ)おいテ」と読みます。 において、「於庭」は「鳥の鳴く」場所を示す補足説明でした。 では、私が見ていた場所が「庭」であることを表す表現はどうなるでしょうか。 「見」の直後に「於庭」を置いてもよいのですが、それよりも「見」の直前に置いた方が、修飾関係は明確になります。 従って、次のような語順になります。 この場合、 「於庭」は補足説明ではなく、「見」に係る修飾語であり、「於」は置き字にしません。 必ず「於いて」と読んで、他の前置詞と同じように扱いましょう。 「於・乎・于」は"置き字"として読まない場合もあります。 |pys| cdm| utz| pcv| gre| myu| cht| zqd| fxl| yzk| ucv| wdu| czk| eaw| wsz| lgm| rge| sxd| yxi| mzq| kui| mwq| fbt| usl| ijj| vow| dal| tnv| acu| qeb| qts| vrk| ipk| gif| rie| ezg| hyy| uac| tgt| szn| drx| iju| eat| pry| qud| fmg| auw| pkq| pth| edf|