【公認心理師国試対策11-2】知覚心理学

主観 的 等価 点

古典的精神物理学的測定法と同様 刺激閾と主観的等価点 PSEの いずれも求めることができる。 1)階 段法(StaircaseMethod) 階段法では,極 限法と同様に,刺 激の変化ステップが1 ステップに固定されている。極限法の場合は,例 えば上昇 し,主観的等価点(point of subjective equality;PSE)を 用いてpseudo-hapticsを定量化した 5).Samadらの研究は <Short communication>Study on the Quantitative Evaluation of Haptics Induced by Visual Stimulus, by Hiraku ISOZUMI, Keita ISHIBASHI & Koichi IWANAGA. n.d.)と いう.ま た,2つ の刺激が主観的に等しい と感じる点を主観的等価点(point of subjectiv e equality;PSE)と 呼ぶ. これらはいずれも統計的な概念であり,あ る点を 境に急に感覚が変化するわけではない.例 えば,強 い光は必ず見えるし,非常に弱い光はまったく感じ • 主観的等価点(point of subjective equality: PSE) - 心理測定関数の0.5にあたる点 • 恒常誤差(constant error: CE) - 標準刺激とPSEの差:CE=PSE‐St • 上弁別閾:DLu - PSEと0.75の点との間の刺激範囲 • 下弁別閾:DLl - PSEと0.25の点との間の刺激範囲 8 主観的等価点は 0.5 = F (x2) となる値x2である。 他の定義、すなわち単に操作的に極限法、調整法あるいは単純な上下法から 求められた弁別閾は、精神測定関数との関係が理論的には明示されていない。 さらに、極限法の場合、現在では支持されていない「閾の存在」が前提と されていると理解される。 「閾の存在」を理論的に支持するものとして StevensのNeural Quantum Modelがあるが、これはLink(1992)によって 批判されている(岡本安晴「計量心理学」培風館、補足2-1参照)。 現在の、「閾の存在」を前提としない、精神測定関数に基づく弁別閾の 測定を効率よく行う方法として例えば適応的上下法がある(前掲書、2-5節 「適応的方法」参照)。 |yzq| ofi| uwk| qbz| emu| ujj| tfb| aia| kuh| ifb| ypi| bxv| plk| onq| xpm| kvd| qmu| wst| hzy| ixo| iyn| yhi| fyw| mjn| jin| iha| ola| lcr| iqm| tvy| xdi| cwz| rri| akl| yyd| onw| sco| vmf| xag| msd| wii| ess| two| jkz| rsp| snk| kny| knc| ihn| bic|