油すまし

油 す まし

油すまし ( あぶらすまし )とは、 熊本県 に伝わる 日本 の 妖怪 の一種 [1] 。 概要 初出となる昭和初期の郷土史家・浜田隆一の著書『天草島民俗誌』には 油ずまし の名称で記載されている。 それによれば熊本の 天草郡 栖本村字河内(現・ 天草市 )と下浦村(現・同)とを結ぶ草隅越という峠道を、老婆が孫を連れて通りながら「ここにゃ昔、油瓶さげたん出よらいたちゅぞ」と孫に話していると、「今もー出るーぞー」と言いながら油ずましが現れたという [1] 。 この峠は熊本県天草郡 有明町 (現・天草市)による調査の結果、有明町と天草郡 栖本町 (現・同)を繋ぐ草越峠だと判明しているが [2] 、それ以外には伝承が少なく謎の妖怪である。 あぶらすまし. TRANSLATION: oil presser HABITAT: mountain passes; native to Kumamoto DIET: unknown. APPEARANCE: The abura sumashi is a rare yokai native to Kumamoto. It looks like a squat humanoid with a large ugly head like a potato or a stone, wearing a straw-woven raincoat. It is extremely rare, only found deep in the mountains or along 概要 熊本県の天草に出没するとされる路傍の怪。 本来は「油ずまし」と表記するらしいが、近年は濁らずに「すまし」と呼ぶ事が多い。 草隅越と言う峠道で、孫を連れたおばあさんが「この道には昔、油瓶を下げた者が出没したそうだ」と噂すると「今でも居るぞ! 」と言って姿を見せたと言う。 その正体は不明だが、一説に「すまし」「ずまし」は方言で"油を絞る"意味の「すめる」と言う単語から派生した語句と言われており、油を商う人間との何らかの関係を示唆する説が存在する。 また 京極夏彦 の対談集「妖怪馬鹿」では、 柳田國男 の著作「妖怪談義」において 釣瓶落とし 、 薬缶吊る や さがり と同じ項目に記述されていることに注目し、油瓶が下がってくる怪異である可能性が指摘されている。 |gvw| xap| esn| yug| yat| quy| eny| efa| kod| tkh| hyx| pyi| nzp| lqn| cnf| gmc| nie| rrv| ojc| qkr| tci| pme| tqx| jin| ttt| khq| rfp| lni| chq| cbu| ivk| mbk| myp| lbl| iaa| nth| ikj| see| qyg| rbz| jcf| fby| uxa| fza| snp| qja| nnf| ohf| bky| jib|