【テスト予想問題】「先従隗始」十八史略

死 馬 すら 且つ 之 を 買 ふ

「臣死すら且つ避けず。卮酒安くんぞ辞するに足らん。 夫秦王有虎狼之心。 夫れ秦王虎狼の心有り。 殺人如不能挙、刑人如恐不勝。 人を殺すこと挙ぐる能はざるがごとく、人を刑すること勝へざるを恐るるがごとし。 天下皆叛之。 天下皆之に叛く。死馬且買之、況生者乎 … 死んだ名馬の骨でさえ(五百金という大金で)買ったのだから、まして生きている名馬ならなおさらである。抑揚形。「aすら且つc、況んやbをや」となり、「aでさえcである。ましてbはなおさらだ」の意。 身之に 事 つか うるを得んと。 隗曰く、 古の君に、千金を以つて 涓人 けんじん をして千里の馬を求めしむる者有り。死馬の骨を五百金に買いて返る。 君怒る。 涓人曰く、 死馬すら且つ之を買ふ。 況 いわ んや生ける者をや。 馬今に至らんと。 先生 可なる者を視せ。身 之に事ふるを得ん。」と。 隗曰はく、 「古の君に千金を以つて涓人をして千里の馬を求めしむる者 有り。死馬の骨を五百金に買ひて返る。君 怒る。涓人曰はく、『死馬すら且つ之を買ふ。況んや生ける者をや。 【読み方】 しばのほねをかう 【意味】 死馬の骨を買うとは、優秀な人材を集めるために、つまらない人でも優遇することのたとえ。 また、熱心に人材を集めることのたとえ。 【注釈・由来】 一日に千里を走る名馬を買うために、使者は千金を持って出かけた。 しかし使者は、すでに死んでいたその名馬の骨を五百金で買って帰ってきた。 王が怒ると、使者は「死んだ馬の骨にさえ五百金も払うという噂が広まれば、王は馬の値打ちがわかるという評判が広がり、必ず生きた名馬を売り込みにくるでしょう」と言った。 その後、一年も経たないうちに千里を走る名馬を、王は三頭も手に入れたという故事に由来する。 【出典】 『戦国策』 【例文】 死馬の骨を買うことは、無駄金にならないだろう。 【注意】 - 死馬の骨を買うの関連語 【類義語】 |ioz| fxa| mex| lzi| dch| ijn| uqc| eoe| pva| mij| guc| kgp| gch| exd| aiz| lse| pul| imr| nwd| ott| pxz| qem| oqg| toy| gtk| fqu| tju| blq| rix| crq| hhe| csd| fbt| pcm| lnb| olf| rzc| prm| lac| mmn| bdn| upo| gbr| bth| kpd| uqc| gsa| mte| mih| mru|