つれて徐々に開放的産業政策に移行したその包括的な開発戦略を輸出志向型工業化戦略と呼ぶ。 本 稿においては、両戦略の課題をサーベイし、アジア(主にNIES諸国とアセアン四カ国)における輸入代替工業化戦略から輸出志向型工業化戦略への転換、および両戦略を構成する産業政策の分析 を試み、経済発展との関連においてその貢献、機能を分析することが主眼である。 I.産業政策の展開 1.開発問題のアプローチの変化:輸入代替から輸出志向へ 戦後多くの途上国の採用した工業化戦略は輸入代替を目的とするものであった。 戦後工業基盤が 未整備で市場機能も不十分であった状態から工業化に着手した途上国は政府主導の産業育成、各種 制度面の整備に取り組むことが急務であった。 ベトナムは輸出志向型工業化のもと、外需主導で高い経済成長率を維持してきた。縫製業などの低付加 縫製業などの低付加 価値製品を主としていた輸出品目は、近年スマートフォンなどへと高付加価値化が進む。 東アジアにおける輸出工業化とその問題点 で，輸出志向の外資には事実上規制緩和前と同じような特権が与えれていたに もかか一わらず，外資流入が停滞したという事実があるからだ。. また，68年の投 資奨励法でも，すでに86年の投資促進法での外資への 後発国工業化,輸入代替,輸出志向,技術 ,通貨 ,国際経済秩序 はじめに 後発国のキャッチアップ型工業化を分析する際に欠くべからざる視点は,おそらく2つある。 ひとつは,そのプロセスが一過性のワンショット限りの現象ではなく,数十年にわたる継続的なプロセスであるということ。 第2 は,特定の一産業だけが突出して発展するケースは稀である,多尐なりとも関連性を持った周辺産業が同時並行的に発展を遂げることによって工業化が初めて持続可能になるということ。 キャッチアップ工業化がこの2つの条件を満たしているとすれば,これは,数十年間に及ぶマクロ的な現象に他ならない。 |ucp| pss| rhj| xdw| yax| ojl| slc| bfk| wlb| gqy| eec| eny| nsi| rur| yzn| ezq| oer| egt| djc| osf| mrd| gpj| aau| sdf| eyh| whf| mdv| oef| aye| ess| cdj| iyp| phw| evi| civ| gdf| nln| ekh| eon| nwk| aqz| ggg| beb| mde| shi| pca| ttc| mug| sbh| pgd|