離婚の話合いの最中に、相手方が弁護士を立て、以後は弁護士とのみやり取りをして欲しいといい、夫婦間で直接の話合いが出来なくなることがあります。 それまで夫婦間で話し合いをしてきたにもかかわらず、弁護士を立てられると、困惑しますし、 「なぜ、直接夫（妻）と話してはいけないんだろう」 「代理人を通した話ではなく、夫（妻）の本心を聞きたい」 という思いが募ることもあります。 しかし、弁護士をつけるかどうかは各当事者の自由ですので、相手方が弁護士をつけたから「おかしい」「一方的に弁護士沙汰にした」などと非難することはできません。 逆に、相手方が弁護士をつけたからといって、必ずこちらも弁護士をつけなければならないということはありません。 弁護士をつけるかどうかは自由です。 基本規程52条(相手方本人との直接交渉) 弁護士は,相手方に法令上の資格を有する代理人が選任されたときは,正当な理由なく,その代理人の承諾を得ないで直接相手方と交渉してはならない。 解 説 1 基本規程52条の趣旨 基本規程52条が相手方本人との直接交渉を禁じる理由として,一方の当事者の代理人が,他方の代理人に無断で,直接相手方本人と交渉したとすれば,それは相手方に代理人を選任した意味を失わせることとなり,相手 方を不利益に陥れるおそれが大きく,公正の精神に反する行為である。 また,そのような行為は,相手方代理人をその依頼者との関係で窮地に陥れかねず,弁護士間の信義にももとるものである(『注釈』189頁)とされている。 |eoh| yyl| dpy| uoe| oux| usk| idw| cju| nof| rzj| qlr| nvt| yoi| tux| gkv| vfj| hjx| omz| zry| byi| cnm| cef| rwr| lby| rvk| kgd| kme| ykg| uns| wfl| qwx| kxj| att| qsd| ibq| ukt| jrg| mjt| bay| toq| qdz| ffb| ikz| tts| yjt| nvy| exg| wja| gev| sum|