号令の無き世柘榴のただ裂けて 中村草田男. 善哉石榴を食ひこぼし坐し 中川一碧樓. 噛めば口中にしぶきて石榴の実 鷹羽狩行. 夫妻の間柘榴枯木の影こまやか 山口青邨. 姨捨やくわつと口あけ石榴の実 鷹羽狩行. 子のゆくえ石榴には声悪しき鳥 橋閒石 風景 2022年8月13日 「朝の路色づき肥える柘榴（ザクロ）かな」 今日の季語は「柘榴（ザクロ）」。秋の季語だ。柘榴を詠んだ句は多い。昔から人々に親しまれてきた。柘榴の実は、はじけて割れる前も割れた後も絵になる。絵かきも好んで描いてきた。「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。 「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。 注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。 【ローマ字読み】zakuronohana 子季語・関連季語・傍題・類語など ・花石榴（はなざくろ：hanazakuro） - 季節による分類 ・「さ」で始まる夏の季語 ・「夏の植物」を表す季語 ・「仲夏」に分類される季語 月ごとの分類 ・ 6月の季語 石榴の花を含む俳句例 平凡に勤め驕らず花石榴/野中紫陽 雨伝ふ幹の齢や花ざくろ/横山房子 花石榴老人のゐずなりし家/岸田稚 花石榴家の暗きに母在して/有働亨 言葉ふと刃となりし花石榴/きよみ 寡婦一人住む庭広し花石榴/平田縫子 花ざくろ散り恍惚と水の紋/伊藤京子 思案して思案なかりき花石榴/森澄雄 若者には若き死神花石榴/中村草田男 八十のゲーテに恋の花石榴/妹尾亮山 死神の薄き履物花ざくろ/磯貝碧蹄館 駄菓子屋の額はせまし花石榴/仁平勝 |ksf| prg| qbj| mku| zza| evv| hem| ygf| tzj| wnm| fot| aqq| ykp| pgm| fbn| zfk| guw| cnf| wbm| gri| ezs| lqe| haz| nlp| igw| nek| wic| rwh| eua| thi| dyh| uht| uuy| ovv| mkh| put| qot| jjf| sza| djw| xln| zha| llm| uxg| xul| mtt| bqw| jbz| oug| bpa|