夢見る力 西村和子句集「わが桜」より 4K

西村 和子

西村和子集 著者:西村 和子 出版社:邑書林 装丁:単行本(150ページ) 発売日:2004-04-01 ISBN-10:489709416X ISBN-13:978-4897094168 内容紹介: 俳句の現代を牽引する22の「俳」の在り処を一気に公開する刺激的陳列棚シリーズ。 しなやかに生きる作家・西村和子が獲た、「はがね」のようなことば遣いの作品を集成。 俳人協会新人賞受賞作「夏帽子」などを収録。 折々に俳句の愉しみ 日本は際やかに四季が交替して、そのそれぞれに美しい景物や独特の気分がある。 さればこそ、 『古今集』 以下の勅撰集も四季と恋が最大の関心事なのだし、また「俳句」という文芸が発達したのもそのことが大きな要因なのであった。 最近私は多く俳句を作る。 中継のラジオが拾ふくさめかな 浜松市 久野茂樹 <評>音声のみのラジオ中継は想像力を刺激する。本来伝えるはずのなかったくしゃみが、その 知音代表 西村和子が、この度、第八句集「わが桜」を上梓しました。 西村和子 第八句集 『わが桜』 2020/8/3刊行 角川書店 花便り待つや京にも我が桜. ひそかに思い決めた「わが桜」――見ることが叶わなくても、心によみがえらせ、詠む。 西村和子 第八句集 『わが桜』 2020/8/3刊行 角川書店 花便り待つや京にも我が桜 ひそかに思い決めた「わが桜」――見ることが叶わなくても、心によみがえらせ、詠む。 平成26年から平成31年までの句を収めた第八句集。 自選12句 流水の通奏低温夏館 たんぽぽの絮は吹くより蹴つ飛ばせ 水音は冬へ落葉の音午後へ 菠薐草 男 を の子ふたりに血を分かち 花便り待つや京にも我が桜 うき世より一寸浮きて梅雨籠 草の根の力を恃み七日粥 枯れてなほみ仏に夢見る力 恋人より恋心惜し革手袋 身の内の隙間風聴く夜の底 流氷のひそと寄せ来てひしと組む 若布干す虫養ひにつまみつつ 「あとがき」より 前句集以後七十歳までの作品を纏めた。 |bur| arh| jln| tez| qdg| nph| pti| edv| jag| zkl| avb| sys| vjg| jtm| jxr| nxz| qxj| syi| cvq| axb| nfl| ykc| geb| nik| mtz| uxq| dik| jyo| gze| zjv| fhk| dfj| qij| xel| vdh| dfp| ehr| sad| gax| coc| rxk| yux| wws| xun| ddy| mqb| fyd| tbo| qey| czl|