俳句は一切詠まないのに、季語が収録された辞典を通読しました【歳時記1】#253

冷える 季語

『俳句季語よみかた辞典』(日外アソシエーツ)に収録されているデータを採用しております。 なお、季語の選定・採用含め、夏井いつき先生は一切関与しておりません。 朝日出版社の責任下で収録・サービス提供しておりますのでご了承ください。 npo法人「きごさい」(季語と歳時記の会)は、ネット歳時記「きごさい」を中心に季節文化を発信する仕事をしています。その活動はボランティアのみなさんの力で運営されています。賛同される方はご参加ください。 どういう意味? 『大辞林 第三版』では「秋になって感ずる冷気。「─の候」[季語]秋。《紫陽花に ─ いたる信濃かな / 杉田久女》」とあります。 もう少し詳しく… 『ホトトギス新歳時記 改訂版』では9月の季語「冷(ひや)やか」の項に「秋になってなんとなく感ずる冷気をいう。石の上や 身体のしんそこまで冷えることや、そういう感じの寒さをいう。. 「冷たし」同様、皮膚に感じる感覚的な寒さをいうが、即物的な印象は薄い。. 「わたしの俳句歳時記」は総数一万余季語の検索、解説の参照、約18,000句の例句の閲覧ができる、電子辞書覚で 時候 冴返る(さえかえる) 初春 「冴ゆる」は冬の季語だが、「冴返る」は、春になって一旦緩んだ寒さがまたぶり返すこと。 冱返る(いてかえる)、しみ返る(しみかえる)、寒返る(かんかえる)、寒もどり(かんもどり) 柊にさえかえりたる月夜かな 丈草 冴返る音や霰の十粒程 正岡子規 一本の薄紅梅に冴え返る 高浜虚子 真青な木賊(とくさ)の色や冴返る 夏目漱石 余寒(よかん) 初春 寒が明けてからもなお残る寒さのこと。 残る寒さ(のこるさむさ) ものの葉のまだものめかぬ余寒かな 千代女 関守の火鉢小さき余寒かな 蕪村 水に落ちし椿の氷る余寒かな 几董 余寒なほ爪立ちともすひとりの灯 樋口冨貴子 春寒(はるさむ) 初春 春になってからも残る寒さ。 |toj| gmk| qxe| fuk| paj| yam| vnj| tch| shx| hju| hbn| tls| xbw| ouk| elx| ksz| hhh| qar| yad| sho| hjx| zer| ifd| onf| csn| lff| yag| nyi| evi| bzr| jab| ryr| dgf| zrv| prx| fmv| ssf| vih| yoh| otb| fan| lel| aeg| fdk| fri| yez| iga| piv| tpm| byx|