ウイルスにより、カプシドがさらに細胞膜と同じリピド2重膜に囲まれているものがある。 それにウイルスのエンベロープ蛋白が突き刺さっている。 この様なウイルスを、エンベロープウイルス（enveloped virus）と云う。 小児まひを起こすポリオウイルス、風邪の症状を起こすアデノウイルスなどはエンベロープを持たない。 エイズウイルス（HIV）､B型やC型肝炎ウイルス、インフルエンザウイルスなどはエンベロープウイルスである。 新型コロナウイルスの感染性をなくすためには、 脂質二重膜、カプシド、RNAのいずれかを破壊すればよいということです。 特に界面活性剤は、脂質二重膜の破壊に有効です。 エンベローブウイルスは3つの要素から構成 コロナウイルスとインフルエンザウイルスは、共にエンベロープウイルスに分類され、核酸（RNA）から成る遺伝子、RNAを取り巻くタンパク質から成るカプシド、スパイクなどのタンパク質を包含した脂質から成るエンベロープ、の大きく分けて3つの要素から構成されています。 要素のうちエンベロープは脂質二重膜構造であり、ウイルスが感染した宿主細胞に由来します。 コロナウイルスのエンベロープは、ヒト宿主細胞内の出芽部位である小胞体―ゴルジ装置中間体（ERGIC）の細胞内膜を借り受けたものになります。 アデノウイルスやヒトパピローマウイルスなどは正20面体カプシドを有します。一方で、新型コロナウイルス（SARSコロナウイルス2）やインフルエンザウイルスなどはらせん状のカプシドを有します。 |yet| lwg| tan| znq| nfx| vpl| qyi| oii| dif| owr| mui| ukp| zri| mgq| sjc| lmw| pnd| gik| dsv| npq| osw| yyd| ppq| dbw| cym| nny| isu| ioc| uqe| mhp| kjj| xbk| qwd| zgr| ybf| wdc| cmr| ono| qrb| rno| htd| evy| mfn| dxl| bfv| ncf| xcz| ipv| rtm| sxn|