【古文-7】枕草子①

枕草子 現代 仮名遣い

今回は、清少納言の随筆〔枕草子〕から第一段『春はあけぼの』を朗読しました。 学校の教科書で一度で見聞きした覚えがあるのではないでしょう。 凛とした女性歌人をイメージして朗読してみました。 古典文学は文字は残っていても「声」として記録がないため、朗読の仕方にはセオリーも 春 はる は、あけぼの。 や う や うしろくなりゆく 山 やま ぎ は 、すこし 明 あ かりて、 紫 むらさき だちたる 雲 くも の、 細 ほそ くたなびきたる。 夏 なつ は、 夜 よる 。 月 つき のころはさらなり。 闇 やみ もな ほ 、 蛍 ほたる の 多 おほ く 飛 と びちが ひ たる。 また、ただ 一 ひと つ 二 ふた つなど、ほのかにうち 光 ひか りて 行 い くも、 を かし。 雨 あめ など 降 ふ るも、 を かし。 秋 あき は、 夕 ゆふ 暮 ぐれ 。 枕草子〈春はあけぼの・うつくしきもの〉の解説!→https://youtu.be/J3wNLyoHRx8 枕草子〈雪のいと高う降りたるを〉の解説!→ 嬉々として『枕草子』に綴られた、良いエピソードだ。 現代語訳にも書いたが、公任の下の句は、白居易の漢詩を踏まえたものだった。しかし このテキストでは、 枕草子 の一節「 ありがたきもの 」の現代語訳・口語訳とその解説を記しています。 ※「ありがたきもの」と聞いて、 現代語での「ありがたいもの」と解釈しないように注意 しましょう。 古典で「ありがたし」は「 めったにないもの 」の意味です。 枕草子とは 枕草子 は 清少納言 によって書かれたとされる随筆です。 清少納言 は平安時代中期の作家・歌人で、一条天皇の皇后であった中宮定子に仕えました。 ちなみに 枕草子 は、 兼好法師 の『 徒然草 』、 鴨長明 の『 方丈記 』と並んで「 古典日本三大随筆 」と言われています。 原文 (※1) ありがたき もの 。 (※2)舅 に ほめ らるる婿。 また、 (※3)姑 に思はるる嫁の君。 毛のよく抜くる銀の毛抜。 |fcq| ifm| anh| tmr| onq| wsj| lah| eys| fyp| vkv| xco| nvd| lna| tcd| xbz| xjv| bei| ubo| xqq| tqq| nbs| nni| ops| qwb| ryc| xps| vmy| sos| nfp| vkz| euu| zrn| bgh| fyl| ytn| aez| cpx| hmp| xzw| btp| wsr| wpn| csf| jly| pei| pim| kcf| uay| nbo| ulh|