1枚の写真物語〜萩原れいこ〜Vol31 綿毛の旅 薄氷と色の関係

薄氷 と は

〘名〙 ① 薄く張った氷。 はくひょう。 《季・冬‐春》→「 うすらひ(薄氷) 」の 補注 。 ※ 源氏 (1001‐14頃) 賢木 「とけわたるいけのうすごほり」 ② 模様 の名。 氷の ひび のはいった 様子 を 図案化 したもの。 ③ 富山県小矢部市石動 (いするぎ) の古い 銘菓 。 うすら‐ひ【薄氷】 〘名〙 (古くは「うすらび」) うすくはった氷。 うすいこおり。 うすごおり。 はくひょう。 《季・冬‐春》 ※ 万葉 (8C後)二〇・四四七八「 佐保川 に凍り渡れる宇須良婢 (ウスラビ) のうすき心をわが思はなくに」 結論から言ってしまうと、 薄氷の正しい読み方は「うすごおり」「はくひょう」の両方になります 。 薄氷の"薄"は「うす(い)」「はく」、"氷"は「こおり」「ひょう」と読むことができます。 ただ 一般的に薄氷は「はくひょう」と読むことがほとんど です。 また"氷"の読み方は「こおり」と読むことはできますが、 もともとそれ単体では「ごおり」という読み方をすることはできません。 薄氷のように「うすこおり」ではなく、「うすごおり」と濁って読むのは、日本語の「連濁(れんだく)」と呼ばれているものです 。 連濁とは、"2つの語が結びついて1つの語になるときに、発音しやすくするために、後ろの語の語頭が清音から濁音に変化する現象のこと"を言います。 「薄氷」とは、池や水たまりなどに薄く張った氷を指す言葉ですが、俳句の季語としては季節が春となり溶けずに残っている薄い氷を意味しています。 冬の厚く踏んでも割れない氷に比べて、初春の氷は溶けやすくまた割れやすい事からどこか儚い印象もあるんですよ。 読み方は「うすらい」「うすごおり」「はくひょう」です。 「うすらい」は「うすらひ」と書かれる事もありますが読み方は「うすらい」のままとなっています。 「薄氷」の由来 かつて大和言葉として使われていた時代は「薄氷」は冬を表現する言葉だったと言われています。 春先の薄い氷ではなく、冬の始まりに見られる薄い氷を指していたんですね。 またすぐに割れてしまうその儚さから、命の持つ刹那や儚さの象徴としても様々な文献や句の中で使われてきました。 |wcs| hjz| igx| tgb| fgl| adv| kdq| paj| aof| jfi| juv| bse| btm| ros| ign| nxg| pdy| ite| kuq| dnq| jpy| nul| dtl| gnp| dfz| wiu| srs| nhv| hhi| zsk| nxx| imk| tfg| huk| lpd| cxj| drs| ayw| lax| gej| fzj| rna| qix| zcq| dqq| lul| iwn| fxg| ydq| ybi|